お次は303号線沿いにある、熊川宿だ。

ここはおよそ400年以上前に、鯖街道の宿場町として栄えた場所。
昔は結構な人出で栄えた宿場町だったそうだが、かつての賑わいを感じる町並みは見ることができたものの、今ではひっそりと寂しい佇まいの家々がそこにはあった。

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小浜まで4里。

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番所を復元した建物。
むむ、奥に人の頭のようなものが、、まさか、、心霊写真?
なわけなく、人形でした。

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こういう何気ない風景が絵になる街。

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日本の空き家率は10%を超えるという。
このように廃墟化後、倒壊した家屋も。
他にも結構空き家が見受けられた。

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ああ、い~ね~。水車。

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400年前にタイムスリップしたような、そんな気分にさせてくれる。

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レトロな看板がそこはかとない懐かしさを呼び起こす。

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ここを通って若狭藩にお米を運んだのだとか。

ここ熊川は葛の産地で有名だそうで、TVでやってたのだけど儒学者の頼山陽が、吉野の葛より上品、と褒めたそうである。
母親の土産にひとつ買ってみた。

観光客はまばら、そしてお店もまばら、、、
往時の賑わいを知る人もすでにおらず、ひっそりと佇む町並みだけが静かに存在していた。