シビックという車、実はホンダ車の中で一番MATTと付き合いの長いモデルなのだということを、ふと思いついた。
遡ると学生時代。
大阪の仲の良かった友達がF1の影響でホンダファンとなり、
当時若者の間で人気の高かったEG型シビックフェリオ(ローザンヌグリーンパール)を購入。この車に乗って夜な夜な大阪やあちこちの街を走り回ったり、
遠乗りしたり、MATTの青春とともにEG型フェリオがあったと言ってもよい。
よく走り、よく回るエンジン、広い室内。そして格好のよいデザイン。
ホンダが輝いていた時期だった。
その友達の知り合いのお姉さんから、白のワンダーシビックを購入したこともあった。堺市に住んでいたお姉さんはとてもフランクで、美人だった。
妹にも一度会ったが妹も美人だった。
みんなでカラオケに行ったりして遊んだのが楽しい記憶として残っている。
そのお姉さんはワンダーシビックをとても大事に乗っていて、本当に程度のいい個体だった。H社の販社に勤める旦那さんと結婚して、今は幸せに暮らしているのだろうか。。
ワンダーシビックも今となっては手放してしまったのが悔やまれる。
会社に入ってすぐに狭山の工場で生産ラインに配属となり数か月研修になった。
入曽にあるおんぼろの寮の相部屋に押し込められたが、その時に同室だった同期が乗っていたのが、EF型シビックセダン。
なぜおっさんくさいセダン・・・・・?と思ったがオヤジの車だったようだ。
この車では週末、ラインでの作業で疲れた体を癒そうと友人何人かでよく埼玉の山奥の温泉に通ったっけ。彼しか車を持ってなかったので重宝した。
コンパクトセダンだったが室内も広く、いい車だなと思った。
それからしばらくして、EG型シビッククーペを買った。
しかも色はCMでイメージカラーになっていた、カメリアレッドパール。
いわゆる「紫色」である。
田舎の宇都宮では目立つこと受けあい。
どこを走っていても「見かけたぞ」と言われる。
地方では目立った色の車を乗ってはいけない、とこの時学んだ。。。笑
車格のわりにいいステレオ(アコースティックリサーチ社)が着いていて、プレミアム感があった。
その後しばらくシビックとは離れるが、2002年にアメリカ駐在となって現地で通勤車に使っていたのがEU型シビッククーペ。
この車、歴代シビックの中でも最もモッサリしたデザインだった気がする。
サスペンション形式も伝統のダブルウィッシュボーンをやめてしまったし、いまいち影が薄い。
ただ、よく回る伝統のエンジンは健在で、フリーウェイを180km/hでぶっ飛ばしたのは若気の至りというか、よい思い出。。。。
駐在終わり間際にFD型シビッククーペに乗って、この型のシビックの素晴らしさを実感。その記憶もあり、その後2015年の韓国駐在帰りにFD2タイプRを買ってしまったのかもしれない。。。
こうして振り返ると、初代、2代目およびいまだに人気の高いEK型以外はほとんど何らかのかかわりを持っている。
日本では販売しなかった9代目シビックもタイ出張の際に駐在員に乗せてもらったことがあった。
そして今年夏に10代目シビックセダンとハッチバック、そしてType-Rが販売される。このハッチバックが久しぶりにMATTの心を揺さぶった。
本当に久しぶりに「買いたい」と思う車が出てきたのだ。
家の車のフィットは2019年に購入して10年を迎える。
来年車検を通して、再来年くらいにはハッチバックに買い替えたいな、、、
と思っているのだが。
そうなると、うちの車庫にはシビック2台か。。。ま、それもいいね。