本来は今日は「京都鉄道博物館」に行きたいと思っていた。
しかし京都通のカッキーに聞くと、「まだ混んでますなあ」とのことだったので、
人混みが大の苦手のMATTは即座に中止の判断。
今日も暑くなりそうだったから、映画でも観に行くか、ということに。
福知山は小さな街だが、一応「福知山シネマ」という映画館がある。
市内中心部の御陵神社の近く、雑居ビルのような建物にひっそりとそれはあった。

映画というと、宇都宮ではベルモールのTOHOシネマズしか最近は行ってないので、こーいう昭和レトロな映画館は実に久しぶり。
思い出すのは大阪在住時代に行ったなんばやキタの映画館、
そして宇都宮で独身時代に、かみさんと当時一緒に遊んでいたユミちゃんと行った、サビレタ映画館。
それらに匹敵する昭和遺産的な歴史的価値を随所に匂わす佇まい。
おそらく写真左のチケット売り場は昔機能していたのだろうが、
今は戸締りされている。
空いているのか・・・?
と恐る恐る階段を昇り、ドアを開けて上がっていくと、
何ともこじんまりとしたロビーが現れて、おばちゃんが「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。
大人一人、と伝えてあらかじめ用意してきた地元スーパー・さとうの会員カードを見せると、料金は200円引きの1600円となった。
開園時間20分前だが、ロビーには10数人しかいない。
結局、この人数のまま始まってしまうのだが、、、、ww
お約束のポップコーンを購入、350円。量を考えると安いかも。
しかしドリンクの販売はなく、自販機で高めの価格設定のジュースを買うしかない。
水を一本購入し、いざシアターへ。
入ってみると、これまた懐かしい雰囲気。
こじんまりしており、指定席ではないのでみんな思い思いに座っていく。
MATTは前から4番目の席に陣取るが、その列には誰も座っていない。
はっきりいって、
「独占!超高級ホームシアター」
だ。。。。www
きっとハリウッドスターや、億万長者は家にこんなシアタールームを持っているのだろう。。。見たことないが。

昭和だぜ、、、、
さて、映画の方はどうだったか、、、
久しぶりに映画館で映画を見た気がする。
たぶん、かみさんとレイトショーで行った「ストロベリーナイト劇場版」以来か。
なぜ、シン・ゴジラを選んだかというと、
日経ビジネスオンラインで、枝野さんや石破さんら元閣僚の方々が、シン・ゴジラを観て何を感じ何を語るか、という企画を読んで、面白そうだなと思ったかから。
だから、この映画は怪獣映画というジャンルの娯楽作と言うより、
危機管理とは、国家防衛とは、国家主権とは?
なんていうお堅い映画と思って観に来た。
事実、その通りの内容で十分楽しめたね。
庵野作品特有の情報量の多さと、やたらにテロップで漢字が並ぶところも、
庵野ファンとしては嬉しかったし、
やはり音楽は伊福部昭でないと、絶対に盛り上がらないし、
役者はなかなか上手い配役だと感心したしで、、、
でも最近の特撮は大変だなと思うのは、やたら科学的検証を求められるというか、
そこにこだわるのね。
純粋にゴジラが暴れて壊すのを楽しみにしていた観客にとっては、
ゴジラが残していく残留物の腐臭がすごいとか、
放射線レベルが高いとか、、、
現実に引き戻されて、没頭できないかもね。www
「国家防衛」に関する石破さんの話は面白いけど難しい話はさておいて、
MATT的には、以下の2つの点で楽しめた。
1)東京の街が鳥瞰的視座で破壊されていく様を堪能できた。
2)ミリタリーファンにはたまらない、リアルな機器の動き
である。
2)は、今更なので多くは語らないが、1)は常々東京の街を一度破壊して再生したいと思っていたので、何ともスッキリした。
それは今回のシン・ゴジラで見せてくれた「鳥瞰的視座」でないといけない。
ここから先は東京および首都圏在住の方に反感を持たれる内容と思うけど、
まあ、MATTのブログなんて影響度低レベルなので好きなように書くぜ。
高いところに登って東京の街を観たり、新幹線の車窓から新横浜までの東京の街を観たりするたびに、東京って「汚い街だな」と思うのだ。
以前ある建築家の卵が東京タワーに登り、東京の街並みを見て、
「建物が無秩序に並び、道路もうねって汚い街だなあ」
と思ったという記事を今でも覚えている。
戦後復興から都市計画がまともになされていたのか?
と疑いたくなる街並み。
ごちゃごちゃした街並みが、人の息吹を感じられて素晴らしい、
というレベルを越えている。
そんな街並みを、鳥の視点で上から眺めて好きなようにぶっ潰してきれいにしたい、、、
そんな破壊的・破滅的な欲望をどこで爆発させようかと思い、
当然そんなことはできようもないのでずっと抑え込んできたが、
今日、シン・ゴジラですっきりやってくれた。
素晴らしい、ビューティフォー、それだけでこの映画を観た価値があった。
少々アブナイ発言になってしまったが、まあイチ個人のたわごとなのでご勘弁を。
最後にキャストでは、やっぱり竹野内豊はかっこええなあ。
ええ男や。生まれ変わったらあの顔、あの声で生まれてきたい。
長谷川博巳君は本当にいい役者になってきた。
なんでも無難に、ではなく完璧にこなせるのが彼のすごいところ。
これまで、「家政婦のミタ」「MOZU」「デート」と観てきたけど、
個人的には「デート」でヒッキーを演じたあの演技が好きだね。
あと、石原さとみは賛否あるようだけど、あのふくらはぎはすばらしい・・・
いっとき仕事の疲れを忘れて映画に没頭できて、スッキリした。
映画館を出ると、蒸し暑さも少し和らぎ涼しい風が吹いていた。
人がほとんどいない市内を自転車でブラブラと走って帰宅。
また映画観に行こうっと。。。。