単身赴任者は一カ月に一度、帰宅するための交通費が支給される。

MATTの場合は往復の新幹線、山陰本線の電車賃だけでも36000円ほどかかるので(往復割り入れて)、この手当は大きい。

片道5時間・往復で10時間かかるので、
なるべく3連休の時に帰るようにしている。
さもないと金曜夜に帰り、土曜を過ごし、日曜午後に帰るという慌ただしいだけになってしまうからだ。

さて、往復10時間もかけて移動するのを、月一回必ずするとしてそれを赴任中の3年間継続すると、、、

10時間/回 x 12回/年 x 3年 = 360時間
360時間 ÷ 24時間 = 15日間

実際には出張などで、この時間が更に膨らむのだが、
それにしても人生において15日間も電車にゆられることになるのか。。。

そう考えると時間がもったいないので、最近はなるべく本を買って読むようにしている。疲れている時は好きなミステリーを、余裕のある時は読みたいと思った本をAmazonやBook Offで買って読んだりする。

なるべく移動時間を短縮するため、京都駅、東京駅の各駅での乗り換え時間は、
最短の10分前後だ。

このため少しでも遅れると、接続が上手くいかず更に時間がかかってしまうリスクがある。

そして今日、半年行き来して初めてそのピンチとなった。

先週木曜から出張で宇都宮入りし今日帰宅の途についたのだが、
名古屋駅に停まった新幹線が、いつになっても発車しない。

おかしいな、、、と思っていたら、車内アナウンスが。
聞くと気分が悪くなった乗客を降ろすために時間がかかっているとか。

京都駅での山陰本線の乗り継ぎ時間は15分。
そしてすでに10分近く停まったままだ。
結局電車が出たのは14分後。

あかん、、、、間に合わん。
山陰本線の特急は、一時間に一本なので確実に1時間遅れる。
疲れてるのに、それはないよ。。。。

急病患者が本当に具合の悪くなった人であることを祈る。
酒飲み過ぎて気分が悪くなったとかいう奴だったら、張り倒すぞこのやろー!
などと、不条理な怒りを覚えながら(?)しばし電車に揺られていると、
車掌のアナウンスで、「山陰本線の特急に乗り換えの方は、車掌にお報せください」
というではないか。

結局5人ほどの乗客が特急に乗り換えることがわかり、
車掌がJR西日本に交渉してくれた末、特急が少し待ってくれることになった。
このため5人の乗客は京都駅の職員とともに、
31番乗り場まで小走りに走り、無事特急に乗ることができた。
4分遅れての発車となっただけで、大きな遅れもなく京都駅を出発した。

いやあ、一時はどうなるかと思ったが、
日本の鉄道会社は実に素晴らしい、と感謝した次第。

アメリカ、韓国、ドイツ、インドなどで電車に乗ったことがあるが、
やはり時間通りに運行する正確さや、サービスは日本の鉄道会社が世界一ではないだろうか。

今日はそんなことを思いながら、
山陰本線のいつもの真っ暗な窓の外を見ながら帰ってきた。