そういえば、ゴールディ・ホーン主演の「プライベート・ベンジャミン」ってコメディがあった。
G・ホーン、可愛かったな。大好きだった。
「外人さんの女のひとは、めんこいなあ」とか言ってた(言ってないが)。
 
ちなみに昔はプライベートの意味がわからず、「ベンジャミンさんのプライベート?」と、
意味不明な訳で納得していた。
プライベートがいわゆる軍隊の階級で二等兵(もしくは一等兵)を意味すると知ったのは、
ずっと後のことだった。
 
話が冒頭から脱線した。
 
「プライベート・ライアン」。
見応えのある映画だった。
だが、MATTはこの映画をある一点において、忘れがたいカメラワークが存在するから大好きである。
 
それは、狙撃の名手であるダニエル・ブーン・ジャクソン二等兵(バリー・ペッパー)が、終盤の市街戦でドイツ兵を高い建物の上から狙撃するシーンだ。
 
ジャクソン二等兵はその機械のように精密な銃さばきで、次々とドイツ兵を狙撃していく。
そのシーンではジャクソン二等兵を仰角のアングルでとらえ、木漏れ日のように降り注ぐ太陽が、
銃の弾を装填するごとに光り輝くのである。
 
殺しのシーンなのに、この美しさ。
そして、その後ジャクソン二等兵の隠れる建物を認識したドイツ兵は手榴弾をそこに投げ込み、
彼はその直撃を受けて殉死するのだ。
 
一瞬の光と影を文字通り切り取ったこのカメラワークは、何百本も映画を見てきた中で、もっともすきなシーンなのである。