MATTのホームコース、MOP(もおか鬼怒公園ゴルフ倶楽部)の分析です。

オーちゃんも絶賛のここMOP。
「河川敷コースなんか・・・」とゴルフコースとして認めていない人もいるかもしれませんが、
そもそもゴルフコースなんて、羊の放牧場であった荒地のような場所を造成したのが始まり。

河川敷コースのすべてが、自然の造形そのままというわけではないのでしょうが、
できるかぎり風や地形との戦いになるという点では、河川敷コースはゴルフの原点に近いのかも
しれません。

ここ、MOP、レギュラーティは6500Y弱です。
比較的簡単で、MATTもこれまで12回ラウンドしてAVE92.8。
ベスト87、ワースト97。100叩くことはありません。

しかし、バックティとなると話は違います。
7000Yの距離が立ちはだかります。
24回ラウンドしてAVE100.5。
ベスト91、ワースト116。

とにかく風が吹くととんでもなくタフになります。

ミドルもほとんどが400Y超級。
短いミドルはOUT6番の370Y、IN12番の349Yのみ。

ロングも短いホールでIN11番の522Y、残り3つは550~580Y級。

ショートは一番短いのでIN13番の154Y、長いのはOUT4番の223Y。
他のホールも170Y以上です。しかも池越え。

普通であれば特に問題ないのですが、河川敷特有の風が吹くと、たまらん。
しかも大概、午後になると風が吹いてくるのです。
だから、7000Yと言っても実質は7200~300Yくらいの感覚です。

アゲインストになると、570Y級のロングは600Y超級に早変わり。

また、このため広いからと言って思い切り振って曲げたりすると、OBは少ないものの2打目、3打目が
やたら遠くなり、しかも意外にライが悪いところが多く、ペナルティを払ったのと同じ結果となります。

これらのことからも、風の吹くバックティでは少しのミスが、
あっと言う間に100たたきに繋がってしまうのです。

こういった状況では、しっかりと距離を出せるショットとアプローチの正確性が必須となります。

MATTは他のコースでは3番、4番のUTや4Iはほとんど使いませんが、MOPではがんがん使います。いや、使わないとグリーンに届かないのです・・・・・

また、ドライバーもこれまで飛ばず苦しんでいましたが、現在のハイパーERCに替えてからは
非常に楽になりました。ティショットは240~50Yは飛ばないと厳しいのです。

そんなMOPバックティ。
過去のデータをひも解くと36回もラウンドしてるのに、
一度もパーが取れていないホールが多々あります。

まずOUT1番のロング。
ここは、レギュラーティでもパーが取れていないのですが、
レギュラーティではなぜかバーディが一回あります。なんで・・・?

次に2番のミドル。距離があり左右の木々がいい具合に2NDショットの置場を難しくしています。

そして5番ミドル。433Yのパー4。
ここは実はレギュラーティもバックティもともに36回ラウンドして、一度もパーを取ったことがないのです。なぜ?このパットが入ればパー、という場面で決められなかったり・・・涙
よって、このホールでパーを取るのは、MATTの当面の悲願であります。

さらに17番576Yのロング。
ここは特に長く感じます。そんなに難しく見えないのに・・・。
完全にコースレイアウトの妙に負けています。

その他のホールは、昨日バックティでの初パーがあった4番、16番の長いショートも含め
パーが取れています。

最後に番外編として、バックティはパーを取ったことがあるのに、レギュラーティで取れていない
ホールが一つあります。
14番453Yのミドル。(レギュラーだと401Y)
まあ、バックティでもたった1回しか取れてないのですが、
昨日のラウンドでもティショットOBで崩れただけあり、タフなホールです。

もう36回も回っているのに、行くたびに新たな発見のある、なかなか侮れないMOP。
河川敷なので、ダウンヒルを使ってボールが転がり距離を稼いでくれる、なーんてこともなし。

まさにゴルファーと自然との戦いであるところからも、ゴルフの原点のようなコースです。

今年はバックティから80台で回れるように、がんばるぞー!