2007年は5年の駐在を終えて日本に帰国する年でした。
この巻では前半~アメリカ編、後半~日本編で編集してみます。

帰国は7月だったので、07年の前半はアメリカでのゴルフをできる限り楽しむことに専念し、
いろいろなコースに出かけていきました。
相変わらず100台前半から110台まで打つへぼへぼゴルフでしたが、実はこのころのゴルフは一番楽しかったかもしれません。
なぜなら毎回のラウンドで少しずつではあるけど上達が感じられ、またゴルフの怖さをよくわかっていなかったため、無茶もし、無邪気にプレイしていたからでしょう。

しかし、そんなゴルフもある日を境に変わっていきました。
アベレージゴルファーの第一の関門、100を切った日からです。
07年5月12日、よく行っていた家に至近のClub of Dublinにて44-50の94でラウンドしたのです。
それまでのベストが100だったので一気に100を切ったわけですが、意外と切るときってそんなものなのでしょうね。

それからというもの、ラウンドごとに欲との戦いになって行ってしまったのです。
おそらくゴルファーの多くが通る道なのかな?
今まで無邪気に楽しくやっていたのが、100切ることができた、次の世界を見てしまったために、もう一回見たい、100を切りたいという欲ばかりでゴルフに行ってもその日100を切ったか切れなかったかで、楽しかったか、楽しくなかったかという単純な2軸での評価しかなくなってしまったのです。
そんなにすぐにゴルフが安定するものではないということに気付けなかったので、それはもう毎ラウンド一喜一憂、もちろん一憂のほうが圧倒的に多かったわけです。

【MATTデータ】2007年度~6月 
 ラウンド数=23回
 Ave=106.5
 ベスグロ=94 
 ワースト=127
 平均パット数=37.2


ゴルフを何のためにやっているのか?なぜゴルフをやるのか?はそこにはなかったんですな・・・・・・
今から思えば浅はかな日々だったけど、それがあったから今もあるんだと信じるようにしています。