先日、テレビを見ていたら、
「快適な睡眠をとるためには脳をクールダウンすることが重要」
という内容をやっていました。
脳科学者によると、脳は鼻呼吸によって鼻から入る空気で冷やされるため、クールダウンするためには室内温度は 24℃~26℃ に冷やすのが良いそうです。
ただしそのままでは身体が冷えすぎるので、冬用の布団と長袖パジャマで身体を温める必要があるとのことです。
そこで勉強をするための室温はどうなのだろうと思って調べてみたところ、勉強中、特に集中しているときは脳が発熱するのでさらに冷やす必要があるそうです。
勉強中に脳にとって最も快適とされる室温は 18℃~22℃ とのことです(湿度50%の場合)。
この温度は脳にとってはベストなのですが、身体には寒すぎるので、厚着をして身体を暖かくすることで勉強効率を高められるそうです。
室温が1℃上がると脳のパフォーマンスは2%下がるとの話もありました。
そこで今年の夏期講習では教室の室内温度設定を下げてみようと思っています。
今までは27℃くらいに設定することが多かったのですが、今年は25℃くらいにしてみます。
冬ならばともかく、この夏の猛暑日が続く中で22℃まで下げるのはさすがに一気に下げすぎの気がするので。
今まででもエアコンが苦手な生徒や寒いという生徒がいたので、そのように感じる生徒は増えるでしょう。
だから寒いと感じる生徒には厚着を勧め、エアコンが苦手な生徒には風があたらない席に移動するように勧めます。
電気代が増えてしまうのは仕方ないので、これで勉強効率が上がって成績アップにつながってくれれば良いですね。
ただ、この勉強効率アップの効果を測定する方法はないのが残念です。
まあ、まずは良いと言う話は試してみて、問題があればそのときにまた改善をしていきたいと思います。