2000年6月 4か月の事故入院後、退院してすぐにギターのお見舞いに行った。
ヨチヨチ歩きの私をウエードさん(楽器制作・修理のお店)まで連れて行ってくれたのは
今は亡きベースマン、ゴンちゃん、後にタンバリン博士となる田島くん。
事故直後、ギターの悲惨な姿を見て「うわ~~ん!」てガキみたいに泣いたんよね。
それ見て憐れに思ったのかゴンちゃん即、「よし持っていく」と言ってウエードに修理に出してくれた。
まず「これ無理やで~」と言われたらしいが「そこをなんとか」と食い下がってくれた。ゴンちゃん愛情深いいい男だったなあ・・・ベースも最高やったし・・・酒さえ飲まんけりゃなあ・・・。
私は『弾けなくてもいいから形だけでも見れるようになったらいいな』くらいに思っていた。
さてふたを開けてみると・・・
ギターのネックもひん曲がり中身の骨が見えていたのも真っすぐなっている! ボディは半分こっぱみじんに破壊されてたけど、ソフトケースの中に残っていた「破片」をパズルのようにしてくっつけたとのこと(ウエードご主人談)一箇所だけどうしても見つからない部分がありそこだけ新たに足してくれたらしい。
私はギターを背中にしょっていて跳ねられたので首、背中はなんともなかった。ギターに守られたとも言えるね。
ギターが私の命の恩人、ギターの恩人はウエードさんです!
しかし凄い技術やね。20年経った今も十分弾けてる!!