沖縄の旅で有頂天になっており、さあこれからという時に・・・翌年2000年2月4日 交通事故に遭い重傷を負った。
九条のパノニカでライブしたあと、難波の知人のお店にチャリで行く途中、でっかい交差点で4wdの車に激突。
背中にしょっていたギターもろとも吹っ飛んだ~。「ルート163」という歌にもしてます(笑)
跳ねられた前後の記憶がゼロ。どうも信号無視で突っ込んだらしい(-_-;)
4か月入院 手術2回 骨盤粉砕、右臼蓋粉砕、左脛骨、左腓骨、両足首骨折・・・頭も何針か縫い、顔にも傷。チャリはくの字に曲がっておシャカ。ギターも大破(楽器修理屋さんに入院)
事故直後は極度の被害妄想に陥る。閉所恐怖症でも苦しんだ。
50日間、足を吊られて右にも左にも寝返りさえ打つことができなかったのだ、恐怖症にもなる。
入院中に慢性硬膜下血腫と診断され、頭蓋骨に穴を開けますと言われるも一週間イメージトレーニングし、治してしまった。
しかし車椅子から松葉杖になるくらい回復してくると入院ライフが俄然楽しくなり、
同室の若い患者さんと仲良くなってよく病室から抜け出して遊びに行った。
この入院中に「大地」の詩とメロディーが浮かんだので、禍福はあざなえる縄のごとしやね。
「痛み」というのは私の長年のテーマでもあったので歌にする必要があったんだろうな。
友人知人にお見舞いにもよく来てもらって最初はスター気分やったけど、回復期には母親以外、誰も来なくなった(笑)
見舞いってすごく嬉しい・・・ありがとうございます。
多根病院にはいつか恩返しをしに行きなさいという母の遺言どおり、
合唱部で一度慰問に行くことができたので本当に良かった・・・合唱部ありがとう。
※術後。左足首に細かい金具を入れた。
右足の太ももにはチタン製の棒が貫通・・・これは右側の骨盤粉砕がひどかったため右足固定の必要があった。)