多頭飼い飼育放棄現場の現状報告&署名! | 猫暮らしのおススメ

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~さくらねこTNR~
殺処分0を目指すTNRと保護猫のこと、たまにうちの猫のこと。

前々回から載せている多頭飼い飼育放棄現場のその後ですが、まだ何も進んでいません。。

保護猫の譲渡会などまずはしなければならないこともあり、全くこの現場に手をつけられていないのが現状です。

とりあえずの立ち退き期限は5日までです。
どうすればいいのでしょうか。。

Tさんが期限をもう少し延ばしてもらえるように交渉予定ですが、まだ分かりません。

私も何とか協力したいとブログに載せて協力要請したものの、現場を見てもないですし、現場で指揮する人間がいないところで何をしてもらったらいいのかも正直分からなくなってきました。。

ただ、とにかく今、ボランティアさんたちで、手あたり次第情報収集と、何か方法がないか問い合わせしまくっている状況です。

まずは病院で検査が必要だと思うので、何とか取りかかり、糸口を見つけられたらいいのですが。。

検査が出来次第、預かってもいいよという方がいらっしゃればお声をかけていただきたいと思います。
はっきりは分かりませんが、下の一枚目の画像の子はおとなしくて抱っこも出来るそうです。
目が見えないので動きはとてもスローだそうです。メスだと聞きました。
トイレもできるようです。

他の猫は知らない人間が来たということもあるのか、逃げるそうですが、一応飼われていた猫たちなので、怖がっているだけかもしれません。
雄雌は不明です。

現在、猫のお世話をしている人間が誰もいません。もしお近くの方がいらっしゃれば、餌や水トイレのお世話をしていただけたらと思います。

その他、何でも出来そうなことを申し出ていただければと思います。
(例えば1匹でも病院にまず連れていってもらうなど。)

もし病院に連れていくことになれば、費用の方はご支援を募ろうかと考えています。


Tさんが、2回目に行かれた時に段ボールに敷物を敷いて置いてきたそうです。
それまでの部屋は、糞尿でベタベタで猫達が寝るような場所もなかったそうです。

実は、この飼い主がこの現場の前に住んでいた賃貸の部屋は糞尿で床が抜けたんだそうです。。。

ありえません。。

そんな場所でずっと暮らしてきた猫たちが不憫でなりません。

前の家から3匹連れてここに来たんだそうです。それからどうやって2匹増えたのかは不明です。

最初は飼い主がどこかで保護したんでしょうが、もう野良でおいといてあげたほうがよっぽど幸せだったんじゃないかとさえ思います。
自由に寝床もさがせたでしょうし、もっといい人に巡り合えたのかもしれませんし。。。
そうしたら、目が見えなくなることだけはなかったかもしれません。

 

 



お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
necomatt@yahoo.co.jp


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先日、以前にネグレクト虐待の犬のことで相談をさせていただいたことがある和歌山県のワンダブル二度目の命という保護団体の代表の方から、日本の殺処分ゼロのための署名用紙が届きました。
結局その相談した犬たちを助けることもどうすることも出来ませんでしたが、相談に乗ってくださいました。

署名は、電子署名もできますが、手書きの署名が必要だそうです。
赤いしっぽというホームページから署名用紙をダウンロードできます。
一枚に20名の署名ができます。署名の方法も載っているので、目を通していただいて、ぜひ署名活動に参加していただけたらと思います。
もしダウンロードできないという方は、メールくだされば用紙をお送りします。
上のアドレスにまでご連絡ください。

今回のこの現場に関わって、改めて思うのが、野良猫がいなくならなければ、こんな現場はなくならないということです。
その辺に野良猫がいる限り、虐待や事故、今回のように飼育不適合者が連れ帰ってしまったり、猫たちの取り巻く環境は過酷なものです。

今回のは氷山の一角です。

Tさんと一緒に現場を見に行ってくださった経験豊富なボランティアさんが、掃除したあとにこの臭いならまだましなほうだとおっしゃっていました。
Tさんもこの現場の前に、痴呆の進んだおばあさんが飼われている避妊去勢していない猫が子供を産み増え、困っているとヘルパーさんからの依頼があり、出向いていたところです。
その現場も恐ろしく汚く激臭だったんだそうです。
しかも病気の猫もいるし、ある時生まれた子猫は親猫が食べたんだそうです。。
お腹がすいていたのかもしれません。。

まだ、そのおばあさんが費用は出してくれるというので、何とか病院にまでは連れていったところでした。。。

そしてまた今回です。もう無理です。個人のキャパを超えています。
でも、何とかこのかわいそうな猫たちのためにならないかと、必死です。

野良猫をいなくするためには、ペットショップなどでの金儲けのための生体販売を禁止していくような法整備が必要ですし、殺処分をなくし、保護し里親を見つけていくという方法にシフトしていくということが必要です。

そして、個人でやるにはこれも限界のあるTNRをもっと行政からも力入れていってほしいですね。

京都や和歌山などのように餌やり禁止条例を施行することで、解決するなんてとても思えません。

もっと根本的に見直すべきところがあるんちゃうんかい!!と言いたい。


こんな現場見てもない知りもしない人間が決めたとしか思えません。


とりあえず、目の前の悲惨な猫たちを助けられるように手を尽くし、このような犠牲になる猫をなくすためにみんなで声をあげていくことが必要かなと思います。

殺処分ゼロ!
みんなで署名しませんか?!

http://love6955lifeisswee.wix.com/akai-shippo