(お婆ちゃん達には敬語は使っていませんが、地域的なものです。親しみをこめる意味で結構きさくに話しかけています)
前の金曜日の夕方に子猫を保護するべく、キャリーを車に積んで、現場に行きました。
オバにゃんシスターズは、すでに現場で餌やりをしていました。
車を停めると、真っ先に、
「子猫はもう連れて行かんといて~!!」と叫ばれました。。(=◇=;)
出た。。
でも、ここで、負けるわけにはいくまい。。
「なんで~?だって、子猫はこんな危ないところで、ひかれるかもしれへんし、もし、おばちゃん達が、何らかの理由で来られへんようになったら、子猫は餌食べられへんよ?それに病気になったらどうすんの?」
と話すと、
「病気になったら、病院つれていくよなぁ?」
と3人で、顔を合わせて、うんうんとうなずき合います。
絶対行かへんやろ。。。(心の声)
「ひかれたら、拾うしなぁ。でも、結構、猫はみんな分かってるから飛び出へんわ」
と言います。
拾うてなんやねん( ̄_ ̄ i) (心の声)
そんなことないよ~道渡ってるけど?! (心の声)
お婆ちゃんCが、
「子猫連れて行ったら、私ら子猫と遊ばれへんやんか」
と。。。
「おばちゃん、子猫はオモチャと違うよ。生きてるんやから。可愛いし寂しいかもしれへんけど、このままここにいたって危険がいっぱい。結局は野良猫なんやし、現に、私は、おばちゃんらがお世話してるのを知らずに、白いの(ポチくん)と三毛猫(ピアちゃん)を連れて帰ったわけで、私に連れて行くなと言ったって、いつ誰に連れて行かれるかわからへんし、それが常にいい人ばかりとも限らへんやろ。もし悪い人やったらどうするの?それやったら、私がちゃんとお世話してくれる人に預けて、どんな風に過ごしてるか、おばちゃん達にちゃんと報告できたほうがいいやん?!」
と言うと、お婆ちゃんBは、それもそうやな。。て顔して頷いてくれるようになりました。
お婆ちゃんCは、ムスッとしてます。
お婆ちゃんAは、子猫がいなくなったら寂しいということをしきりに言ってきたりしますが、話の途中で、自分のところも猫を5匹飼っているが、自分のところの猫以外はどうでもいいとか言ってみたり支離滅裂です。
「おばちゃん達もみんな子供がいるなら、自分の幸せより子供の幸せを願うやろ?それと一緒なんちゃうの?ちゃんとした人に預けるし、どうしてるかちゃんと報告にくるから。このまま置いておいても、今は子猫で可愛いけど、1年もたたずにあっという間に大きくなるねんよ。今の可愛いうちなら里親さんも見つかるかもしれへんから。」
と熱く語っていると、だんだん、
「寂しいけど仕方ない。。」
という雰囲気になってきました。
そして、やっと保護出来そうかと思ったら今度は、
「避妊は今せんといて!」
と言い出しました。
出た。。
「人間でもこんな暑いのに、猫がかわいそうや。病院の先生に聞いたんやから。」
と。
まあ、確かにそれはそうなのかもしれません。暑さで体力が奪われてしまいますしね。
ただ、私も今すぐにするとは言ってないわけです。とりあえず、準備もいるし、猫のこと以外も色々用事もあるわけなので、急にはできません。
かと言って、涼しくなってからと言ってたら、発情の時期が来てしまったりするし、急がないといけないのも事実です。
そう伝えたんですが、それでもとにかく、避妊してほしくないとやたらに言います。
何となく、本当に猫が可哀想という気持ちだけでなく、ただ単に反対したいだけのような気もしますし、暑いので自分たちがちょっと億劫なだけじゃないのかという気もします。
何気に、「避妊のこと、どこの病院で聞いたの?」と聞くと、
お婆ちゃんA、
「絶対にそれだけは言わへん!!」
と、口を前に尖がらせて、首を左右にブルブルと振って言います。。。
子供かっ!
そう、オバにゃんシスターズは、精神年齢中学生以下です。
すねた子供のようです。。
「分かったよ、暑いもんなぁ。確かに可哀想やわ。もう少し先にするから大丈夫。」と言い、
半ば強引に子猫をキャリーに入れ、
「大丈夫!ちゃんとするから!また知らせにくるから~!!!」
と言って、手を振り、笑顔でその場を走り去ってきたのでした。。。
私は、この日、オバにゃんシスターズに会う前に、検査入院している父親の見舞いに行って来たところだったのです。うちから1時間くらいの病院です。とりあえず、駐車場から病院に入るまでに、まず暑さでめちゃくちゃ疲れてしまいます。
そして、うちの父親というのは、恐ろしく人にストレスを与える男なのです。
私たち姉弟3人は、父親のことをどこかの国の昔の独裁者、ジョン〇ルと呼んでいます。
カダ〇ィーと言っていた時期もありました。
まあどっちでもええんですが。
ちょっと前にも、父親が入院するかもしれないと検査などしていた時に、私の体調が悪く、あまり様子を見に行けなかった時期があります。
持病で寝込み、どうしようも無かったのですが、
調子が悪かったので行けなかったことを電話で話した時に、
「お前の身体なんかどうでもええわ。親が入院するかもしれんのに、そんなもん関係ないわ。」
と言い放たれました。
出た。。
お前の身体どうでもええ発言。。
私も、心配してくれと言ってるわけではなくて、しんどかったから、行けなかったと言ってるだけで、しんどいもんは、行けないわけです。
と、こんな話、ドン引きされるかもわかりませんが、、いつものことです。
この見舞いのあとにオバにゃんシスターズに会ったわけです。
意思の疎通ができない人間に1日付き合うということは、異常に疲れます。
ただ、うちのジョ〇イルに比べたら、オバにゃんはだいぶ可愛い。。。
ジョ〇イルのワケ分からんレベルの方がはるかに高く、上回っています。
帰ったら、もう肩首パンパンでした。
私はいったいなぜ、こんなことで肩首パンパンになっているのか。
そして、こんなことで肩パンパンになってしまう私の娘は、ピアノをやっているせいか、物凄く指の力が強く、マッサージがむちゃくちゃ上手いのでした。
娘よ、マッサージをありがとう(T_T)
この日、私は、晩御飯を作ったあと、ソファに吸い込まれるように爆睡でした。。
キイちゃん、保護できて良かったわ。。。