無期懲役 | 南阿蘇高森の曙灰爺備忘録

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テレビの報道番組で無期懲役刑の囚人を扱っていた。

ほとんどが強盗殺人など人を殺めた事件にかかわった人たちだ。

仮釈放は最低30年以上刑期をつとめなければならない。

その間限られた空間で希望のない日々を過ごしている。

それでも彼らを支えているのはその日を生きるということだそうだ。

高齢の受刑者はほとんどが獄死するようです。

しかし、仮釈放され娑婆に出られる人もわずかながらいます。

仮釈放に備えて娑婆を体験する機会が与えられます。

今日リポートされていた受刑者は35年ぶりに娑婆に出ます。

35年前というと昭和60年頃です。

世の中は大きく変わっています。

まるで浦島太郎のようです。その変わりように驚いていました。

この状況と僕たちとどれほど異なるのだろう。

もちろん限られた自由しかないけれど、その自由の幅を考えなかったらそれほど変わりないのではと思った。

それぞれが置かれた立場に縛られてその枠の中で生活している。

無期懲役と変わりないではないか