7月22日、大船駅近くのナチュラルコープヨコハマ様の商品センターで、組合員さんの子供さんを対象にした『「ありのまま」のもやし栽培キット』による、失敗しないもやし栽培のコツと、親御さんたちを対象とした「もやし、発芽大豆」のお話をしてきました。 

 なぜ、もやし生産者たる自分がなぜこの商品「もやし栽培キット」の開発・販売をしているのか。

 なぜ、大勢に逆らっても細くて根っこの長いもやしに固執してきたのか。

 なぜ、もやしの原料として埼玉県の在来大豆に着目したのか。

 そんなことを90分にわたり、ノンストップで話しました。途中子供さんの質問もあり、大変充実した時間でありました。反論もあるかもしれませんが、大規模工業化食品が主流となっている今、飯塚商店のような小さな家内制手工業的もやし会社が対抗する手段はもはや

【作る・売る・伝える】

しかないと確信をしています。そしてその活動は食べる人にとって有意義であると信じています。

 このような活動をして「じゃあそれでたくさん売れるようになるのか?」と疑問視する声もあります。それでも深谷のもやし屋飯塚商店にとって「伝える」ことは「作る・売る」と同等の重要な「仕事」なのです。