8月20日(月)、深谷市保健センターの行う「食育推進事業」の一環として、

食育推進事業 「夏休み限定☆もやし見学&体験ツアー」



が催されました。子供たちと親御さん、総勢34名の方が深谷のもやし屋にいらしました。私にとっても思い出に残るとても楽しかった時間、保健センターからこの企画のアンケート結果がメールで届きましたので添付された写真と共にお知らせします。
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アンケート結果

1.参加したお子さんの年齢を教えてください。
4歳…5%、5歳…22%、6歳…11%、7歳…17%、8歳…11%、9歳…17%、10歳…11%


(もやし見学に来る前、保健センターの教室で職員たちによる手作りのもやし絵本の紙芝居が行われました)

2.今日の食育推進事業「夏休み限定☆もやし見学&体験ツアー」はいかがでしたか。

とても楽しかった…83%
楽しかった…5%
ふつう…6%
未回答…6%

3.良かった内容に○をつけてください。

工場見学:30%
収穫体験:31%
調理実習:39%

感想など:

☆工場見学

・もやしの種が見れてよかった

・いろいろな工夫があって、すごかったです

・楽しかった

・見せてくれてとてもうれしかった

・おもしろかった(3人)

・よかった

・もやしはちょっと水をかけるだけで育つってことがすごいです
・初めてなのでお勉強になりました 

☆収穫体験

・たくさんとれてよかった

・もやしがとっても下から芽がでていて、すごかった

・初めてもやしを収穫してみて、とてもしっかりしていてびっくりした(もやしは強い)

・たくさんとれなかった

・楽しかった(2人)

・収穫場所が低くてお腹が痛かったけど楽しかった


(収穫:もやしの量がすくなかったので子供たちには身を乗り出して結構大変でした)  

・もやしの中に届かなかったけどたくさんとれた

・怖かった

・背が届かなかったけど楽しかった
・すごかった

☆調理実習


・学校で調理実習をしたことがあるけれど、こんなに難しくて美味しいものをつくったのは初めてでとてもうれしかったです

・学校でいつも調理員の人に作ってもらっていたのであまりわからなかったけど、自分で作った物がとてもおいしかったです

・自分で作れてよかった

・もやしが大好きだからおいしかった

・知らない子とお友達になれてうれしかった

・おいしかった(2人)

・もっとやりたい

・楽しかった(5人)

・自分で作ったので美味しかった
・料理はなかなか難しかったけどちゃんとできた 

4.今後どのような内容の食育教室に参加したいですか。 

・じゃがいもや野菜の収穫なども楽しいと思う(3人)

 ・たけのこ

 ・もやし見学はとても楽しかったのでまた体験したい(2人)

 ・チーズ

 ・トマトについて(3人)

 ・栗

 ・またもやしに参加したい。こんどはつみたい

 ・調理実習

 ・とうもろこしの料理
 ・米
 ・にんじん

5.飯塚さん(もやしやさん)へのメッセージ

 ・これからもおいしいもやしを作ってください

 ・これからもみんなが喜ぶすてきなもやしを作ってください

 ・ぼくは今日初めてやってみてとても楽しかったです

・また機会があったら見せてください

 ・もやしをいっぱいありがとうございました

 ・今日は、色々なことを教えてくれてありがとうございました

 ・もやし見学に行かせてもらってとても勉強になりました

これからもおいしいもやしを作ってください

 ・ありがとうございました(3人)

 ・もやしおいしかったよ(2人)

 ・もやし工場楽しかったよ(2人)

 ・もやしって生で食べられるんですね

 ・飯塚さん、もやしの収穫ありがとうございました

もやしをたくさんとれたので嬉しかったです

 ・楽しかったです。ありがとうございました

 ・味が良く(甘みがとてもあった)味噌汁がとても美味しかった

 ・もやしの料理はおいしいです

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 企画としては概ね好評だったようです。

 豆の説明、仕込みの時などは私は丁寧に説明をしてましたが、栽培室(ムロ)に入って収穫作業を始めると、もう子供たちは我先にともやしを摘み出しました。それこそもやしの中に落ちそうになるくらいに。私はもう説明をやめました(笑)。子供たちが自分からもやしに興味を持って近づいてきているので、言葉は余計だと思ったからです。
各々収穫したもやしを

自分で洗って、



袋詰めします。深谷もやしの作業と同じです。この時も子供たちは楽しそうでした。

食を学ぶというのは、まずは自らの五感で食に触れ、興味を持つことから始まると思います。産地に来たならば産地でしか感じられないことを感じることが最も大切なことです。この日参加して「もやしを感じた」方々には、確実になんらかの

「もやしの基準」

が生まれたと思います。まずは自分の中にきちんとした「基準」を。誰かに詰め込まされた情報ではない。自ら触れて感じた「基準」です。参加した皆様の中に

「ひとつのもやしの基準」

が芽生えれば「もやし屋の食育は成功」なのです。

アンケートには、これからも他の食材に近づきたいという感想が出ています。

子供たちにはまず身近な食にどんどんと近づいていただきたいです。もやしに限らず、何でもです。出来れば今回保健センターがもやし屋を選んだように、きちんとしっかり見せて触らせてくれるところがいいですね。自分の中にそれぞれの基準をストックしてもらいたいです。
そして…

いろんな食材の基準を持ったときに、

『それぞれがみなよく似ていて繋がっている』

というとても重要なことに、自分から気がつくはずです。