ある日の晩のこと 、深谷の人気串焼店『雷文』にて、偶然武州和牛生産者木村氏、元ワインバー店長Fさん、そして深谷のもやし屋が出会ったことで発生したのがこのイベントです。


イベントといっても別に奇抜なことをやるわけではありません。


雷文は通常どおりに営業します。ただしこの2日間は


『武州和牛サーロインステーキ』


『武州和牛もも串焼き』


が特別メニューに加わり、木村氏もその場にいます。



その肉を


『深谷もやし』


が受け止め、さらに飲み物には


『豪州産を始めとするお勧めワイン』


が普段よりバラエティ豊かに取り揃えてある、というものです。


『あえて貸切営業にしない。普通のお客さんが来て“おっ、今日は何をやっているんだ?”と驚かせたい』


と雷文の小林マスターは語ります。仕入れ値も張るでしょうが、それよりも店の姿勢を打ち出した英断といえるでしょう。


今回雷文で供する


『武州和牛サーロインステーキ』


Aー5ランクのサーロインを炭火で焼き、味付けはいつもどおりの『塩・胡椒』のみというシンプルなもの。逆に一切の誤魔化しの利かない、ある意味もっとも贅沢な肉の食べかたなのかもしれません


自分の中で、肉の旨さの基準を作るには良い機会でしょう。


 実を言うと、私は先週そのサーロインを食べてみました。いわゆる霜降り重視のソフトな肉とは違い、この武州和牛には適度な噛み応えと滲み出る赤身の旨み、さらりとした良質の脂のコクがありました。沢山食べても口の中もおなかもすっきりしている肉、という印象です。付け合せである武州和牛の肉汁が染みた深谷もやしを一緒に頬張ると、ブラックマッペ特有のハーブのような爽やかさが、さらりとした肉と無理なく調和します。共に楽しむワインは、赤といいたいところですが、個人的には季節的にもスパークリングか柑橘系の白がいいですね・・・。


 ・・・脱線しました(笑)。ともかくこのサーロインステーキ、200g3500円でのご提供になりますが、肉好きなら一度は食べておいても損はない味わいです。。それにここは居酒屋ですから、酒のつまみ感覚で数人で取り分けてもいいでしょうね。


 15(水)、16(木)の2日間開催の『武州和牛×深谷もやし×豪州ワイン@雷文』。和牛生産者と深谷のもやし屋も居る楽しい食空間でみなさまをお待ちしています。


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