1月29日、深谷シネマ主催のイベントの一角で試験的に敢行した




『第1回深谷カルソッツ』

まぼろしの「もやし」求めて・・・

では、見た目のものめずらしさに内包された“食の基本”・・・・つまり

・深谷ネギを単一化せずに、品種別・産地別に分類し味を比べさせネギの多様性の提示し、




・【カルソッツ】は決して奇をてらった食べ方ではなく、かつてのネギ農家の子供にとっての普通のおやつであった。つまりネギを知る生産者が認めていた調理法を披露した、

・・という点で、従来のイベントとは異質の深い思想に基づいた取り組みでありましたし、多くの注目を集めました。発案者の小林真と、関わった私も今後の展開にいくぶんかの自信を持つことが出たのです。

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 そして『第2回深谷カルソッツ』のチャンスは意外と早く訪れました。

 2月3日に『ゆめ☆たまご』として参加し話題をさらった『埼玉県農商工連携フェア』、その興奮も冷め遣らない翌日(4日)のことです。『ゆめ☆たまご』を立ち上げた深谷市役所商工振興課職員F君が私を訪れ

「ふかや緑の王国側から、2月19、20日に開催される『深谷梅まつり』で、『ゆめ☆たまご』として何かイベントをやってもらえないか」



と打診されていると話しました。そうなれば当然のように、ここから『ゆめ☆たまご』主催する




【第2回深谷カルソッツ】




の大々的実施の方向に動き出したのです・・・・




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 人は刺激(非日常)を求めてイベントに集まります。しかし、そのイベントそのものが「単なる箱」と化してしまったら、主催する側の活動がノルマになり、モチベーションが下がり会場全体の空気がよどみ、それは一般客にもそれとなく伝わり今後の集客に影響します。



与えられた機会を単なる箱にしてはなりません。

 これは【深谷カルソッツ】だけでなく『ゆめ☆たまご』が関わるイベント全てに留意しなければならない点です。

『生産者が信じる正しさ』を『消費者が理解・納得した上で使用・食べる』



・・当たり前のようですが、現実には様々な立場の思惑が絡み、この正しき流れが出来ていないのが現状です。真の意味での産業の発展はこの流れを作ることから始まると思います。『ゆめ☆たまご』のメンバーには自らの正しさを証明したいがため、大なり小なり、この理想の構築を目指している部分があります。だからこそ

【深谷カルソッツ】

というイベントは企画段階から他には無い輝きを放っているのだと思うのです。