本日、地元幼稚園の入園式に前年度のPTA会長として出席しました。


 私は式が始まる前に来賓で来られた小学校校長に、そして式の後幼稚園園長と話ができ、その中でひとつの提案をしてみました。


「小学生たちには学校が持つ畑(体験学習として近くの畑を借りてます)を使って、また幼稚園児たちには園庭(毎年園児が野菜を育てています)を使って埼玉県在来種の大豆を育ててみませんか。


 初夏に蒔いて、秋に収穫をさせるのです。その豆の一部を私がもやしとして育てます。子供達にもやし見学をさせてやりましょう。そしてその大豆もやしを収穫してもらい、給食で食べるんです。


 豆は農林公社からいただいたものが沢山あります。栽培法は近くに大豆を作っていた農家さんから教わってもいいし、農林公社の方が指導に来てくれると思います」


・・・この提案、校長先生、園長先生ともに興味深く聞いてくれました。また改めてお話に伺おうと思います。


 かつて栃木県のある小学校で、生徒たちに大豆を栽培、収穫させ、味噌を作り、給食の味噌汁に使った試みがありました。素晴らしい取り組みだと感心しました。


 私はもやし屋ですので、もやし屋が出来る形で提案をしたわけです。


 いわゆる学校での「食育」にお金を払って遠くから先生を呼ぶことはありません。


 近くの食の生産者が少し学校に関わるだけで、子供達にとって(その親にとっても)十分な「食育」になると私は思うのです。


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