呪縛とは・・・


-まじないの力で、動けなくすること。〔人を精神的・心理的に縛り、自由をきかなくさせる意にも用いられる〕-(新明和国語辞典)


の意味です。私は知名度、普及度と共に生鮮発芽野菜の代表格である“もやし”は今大きな呪縛に囚われているのではないかと常々感じています。


私はかつてもやしにおける5つの呪縛を挙げてみました。




1.色の呪縛


2.形の呪縛

3.日持ちの呪縛

4.低価格の呪縛

5.「有機」の呪縛



 いうまでも無くもやしは


生きて呼吸、成長をしている植物であり工業製品ではありません。


 生き物である以上多少の不安定なもの(とはいえ他の野菜から比べればこれほど安定した野菜はないのですが)は許容範囲のはずだと思うのですが、最近はどうしたことか


 「もやし生産者、またはそれに係わる人たちが、自らまじないをかけて動けなく、つまりもやしの自由度、多様性を押さえ込んでいる」


気がするのです。呪縛の1から4までは野菜であるもやしの徹底した工業製品化の末に生まれたものです。それがもやしの呪縛の核であると思うのです。


 自分を含む消費者=もやしを食べる人はどこまでそれを望んでいるのでしょうか。


 それが私が最も知りたい部分なのです。


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