昨日24日はクリスマスイブですが、この日、もやし屋の私にも嬉しいクリスマスプレゼントがありました。


まぼろしの「もやし」求めて・・・

 これは以前私のところへ取材 に来た「深谷第一高校放送部 」の生徒さんがコンクール出展用に制作した作品です。ついに作品として完成したので、放送部顧問の先生と取材に来た生徒たちがDVDに焼いてわざわざ届けてくれました。


 作品タイトルは


「ありのまま」


・・・・飯塚商店のもやしを語るときにしばしば私が使う言葉です。


 早速そのDVDを再生してみました。映像というより、ナレーションと同時に二枚の写真をテンポ良く組み合わせながら話は進みます。時には太もやしとの違いを見せるもやしの写真であったり、時にはムロの写真であったり。途中私のインタビュー時の音声が入ります。


 嬉しかったのは、生徒達が学校でもやしの食べ比べを実践してくれたこと。飯塚商店のもやしと他社の太もやしを校庭で調理して生徒さんや先生に食べていただいてます。普段滅多に聞けない、若い人たちの生の声。いやいやどうして、彼らの味覚はなかなかしっかりしたものでした。


 そして次は生徒達が声優になって、もやしの絵本 の一部を読みます。生徒達が選んだページは私も重要としている箇所でした。


 最後は取材のときに私が生徒たちに希望を込めて送った言葉・・・・「違和感を信じる」で作品は締められます。


観終わったときの感想は、


「もやし屋の私から見て、文句のつけようもない、よくぞここまで思いを汲み取ってくれた」


・・・という素晴らしいものでした。顧問の先生の話では、この作品はコンクールの他、文化祭でも上映されるようです。


 「食育」と言うにはおこがましいですが、この小さなもやし屋の仕事を知ることで、若い人が何か響いてくれることを願ってます。

 深谷第一高校放送部の皆さん、そして顧問の先生方、素晴らしいプレゼントをありがとうございました。


   みなさまのおかげで私はまた一つ大きな勇気をもらいました。


まぼろしの「もやし」求めて・・・
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