こんばんは。
秋の夜風が心地よく、 空を見上げるとまるい月が静かに輝いています。
今週末は、各地で**観月会(かんげつかい)**が開かれていますね。
お月見は、昔から日本人の心に寄り添う行事ですが、
実はこの「月を見る文化」も海外から伝わったものだとご存じでしょうか。
🍡月のウサギは「輸入文化」だった!?
日本では「ウサギが餅をつく」と言われますが、
その発想の原点はインドや中国の伝承にあります。
中国では「ウサギが薬(仙丹)をついている」物語があり、
それが日本に伝わると、 「豊穣(ほうじょう)や感謝」を
象徴する“お餅”をつく姿に変わりました。
つまり、外国の物語を日本らしくアレンジしたのです。
これって、実は英語学習にも通じる考え方なんです。
🍝“洋食”も実は日本発!英語も同じ構造
「ナポリタン」も「オムライス」も、 どちらも外国風なのに日本生まれ。
イタリアやフランスには存在しません。
でも、日本人が“自分たちに合う形”に
アレンジして育てたからこそ、
今では誇れる日本の洋食文化になっています。
英語の言葉も同じです。
たとえば、「restaurant(レストラン)」はフランス語、
「piano(ピアノ)」はイタリア語、
「tsunami(津波)」は日本語。
英語は世界中の言葉を取り入れて発展してきました。
だから、 「英単語が覚えにくい」と感じたときこそ、
その“語源(ルーツ)”を調べてみてください。
💡語源を知ると、記憶が深くなる
たとえば、 “tele” は「遠く」、
“scope” は「見る」。
だから “telescope” は「遠くを見るもの=望遠鏡」。
こうして語の“由来”を知ると、
一気に英語が「ストーリー」として頭に入ります。
さらに、 スピーキングで外国の方と話すときにも、
「実は日本の“moon rabbit”もインドから来た話なんですよ」
なんて一言添えると、会話が弾みます。
🌕英語を文化で学ぶという贅沢
観月会で月を見上げながら、
「この美しい行事も、実は世界の文化とつながっている」
そう思うと、英語ももっと身近に感じられます。
子どもたちには、
単語を“暗記する”のではなく、
“由来を探る”楽しさを
ぜひ体験してほしいと思います。
学びの原点は「興味」。
それが芽生えた瞬間、 英語はぐっと自分の言葉になります。
✨まとめ
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月のウサギは外国の物語が日本流に変化した例。
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洋食の多くも「海外から来て日本で進化」。
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英語も同じく“文化の融合”でできた言語。
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語源を知れば、単語はもっと深く・楽しく覚えられる。

