完了形に時の懸け橋になります! | 英検取得後の大学合格・就職を目指す2万人以上の実績で英語を支援!! 国際社会で通用する英語をマスターできる澤田英語学院

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英検合格を軸に「使える英語」を身に付ける!
Learning English Enables You to Open a New World!
英語で開こう、新しい世界!

 

 

こんばんは、

澤田英語学院のMattです。

 

授業でよく、生徒に英文和訳をさせて、

文法の理解度を確認したり、

さらに理解を深めてもらっています。

 

そのなかで、日本語にもなじみが薄いと、

訳するのが難しいこともおおいです。

 

それが、今回の文法で、

完了形になります。

 

英語は、実は、過去と現在は違うものとして考えます。

つまり、過去は過去、現在は現在なのです。

 

He was wasteful. 彼は無駄遣いが多かった。

 

いまもそうなのか、今は違うのかは、

上の文ではわからないのです。

 

それで、過去から現在までなどの

時間の関係性を持たせたのが、

完了形になります。

 

 


✅ 英文:

Humans have been wasteful and have cut down many trees.


✅ 日本語訳:

人類はこれまでに無駄遣いをしてきて、多くの木を切り倒してきた。


✅ 文法解説(現在完了形):

この英文には 現在完了形(have + 過去分詞)が使われています。 この文に出てくる動詞は以下の通りです:

  • have been wasteful(無駄遣いをしてきた)→ 完了・継続用法

  • have cut down(切り倒してきた)→ 完了・経験用法


✅ 現在完了の3用法のポイント:

用法

日本語訳

見抜くポイント

例文

継続

〜し続けている

「今も続いている」動作や状態が中心

He has lived here for 10 years.

経験

〜したことがある

「過去に何度か」や「これまでに」

I have been to Kyoto.

完了

〜したところだ / 〜してしまった

「今に影響を与えている」過去の出来事

She has just arrived.

 


✅ この文はどの用法か?

have been wasteful

→ 「無駄遣いをしてきた状態」が今も続いているというニュアンスなので、 👉 継続用法(=今に至るまでずっと無駄遣いしてきた)

have cut down many trees

→ 「多くの木を切ってしまった」という結果が今も影響を与えている(=森林破壊) 👉 完了用法(=結果が今も問題になっている)


✅ まとめ:

この文は、**「人類がずっと無駄遣いをしており、その結果として多くの木を切ってしまった」**という文脈で、

  • 継続用法(無駄遣い)

  • 完了用法(伐採の事実)

同時に使われている複合パターンです。


✅ 保護者へのアピールポイント:

英検や学校英語では「have + 過去分詞」

をただ機械的に覚えがちですが、 

"どうしてその完了形を使っているのか" 

を文脈から読み取るのが、

 これから求められる英語的な論理力

  クリティカルシンキング力を育てる第一歩です。

 

木の伐採問題のように、

過去の行動が現在に影響を与える問題

英語で表現するとき、 完了形がぴったりなのです。

 

英語に習って、過去は過去、現在は現在なので、

過去の悪いことは忘れて、

現実を踏みしめながら、

未来を進んでみましょう。