こんばんは。澤田英語学院のMattです。
お子様が英検の英作文やリスニング問題に取り組む際、
「言い換え(パラフレーズ)」に苦戦していませんか?
特に、英検準1級・1級のライティングやリスニングでは、
「同じ単語を使わないようにする」
という指導を受けていることが多く、
無理に違う単語を使おうとして意味が不自然になってしまうケースがあります。
しかし、実は言い換えにこだわりすぎると
逆に点数を落としてしまうこともあります!
本記事では、英検での「言い換え」の正しい使い方と、
保護者の皆様がどのようにお子様を
サポートできるかについて詳しく解説していきます。
1. 言い換えの誤解:名詞はそのままでOK!
英作文で「同じ単語を繰り返すのはNG」という話を聞いたことがあるかもしれません。 しかし、これはすべての単語に当てはまるわけではありません。
✅ 間違った言い換えの例
-
I went to an amusement park yesterday.
→ I went to a park with rides yesterday.(※不自然)
-
I visited a hospital.
→ I went to a medical institution.(※意味が変わってしまう)
✅ 正しい使い方
-
amusement park や hospital のような名詞はそのまま使う方が自然。
-
言い換えるべきなのは「動詞」「形容詞」。
➡ help → assist, important → essential など。
結論:名詞は無理に言い換えなくてもOK!
むしろ、不自然な言い換えをすると
減点される可能性があるため
、「意識的に名詞を変える」必要はありません。
2. 英検リスニングでも「言い換え」が鍵!
ライティングだけでなく、
リスニング問題でも**
「パラフレーズ(言い換え)」が
正しく理解できるかどうか**が大きなポイントになります。
例えば、次のような問題があったとします。
✅ リスニングのスクリプト
-
The company reduced its workforce.
✅ 正解の選択肢
-
The company laid off some employees.(※reduce = lay off)
リスニングでは、スクリプトと選択肢で同じ意味の単語が違う言葉で言い換えられることが多いため、語彙の幅を広げることが得点アップにつながります!
3. 正しい「言い換え」の練習法
では、お子様が「言い換え」を正しく習得するためには、どのような練習が有効でしょうか? 効果的な3つの方法をご紹介します。
① シソーラス(類義語辞典)を活用する
単語を学ぶときに、「1対1で覚える」のではなく、類義語をセットで覚えることが大切です。
基本単語 |
言い換え表現 |
---|---|
important |
essential, significant, crucial |
help |
assist, support, aid |
increase |
rise, grow, expand |
reduce |
decrease, cut down, lessen |
✅ おすすめの学習法
-
1つの単語を覚えたら、類義語を3つ一緒に覚える
-
シソーラス(thesaurus)を活用する
-
英検の過去問で出てきた単語の言い換えをチェックする
② ライティングでは「動詞」と「形容詞」を言い換える
英作文では、動詞や形容詞を言い換えることで、文章のバリエーションを増やすことができます。
✅ 動詞の言い換え例
-
say → mention, state, claim
-
think → believe, consider, assume
-
make → create, produce, generate
✅ 形容詞の言い換え例
-
good → beneficial, effective, useful
-
bad → harmful, negative, disadvantageous
名詞はそのままでOK! 例えば、
「The government should invest more in education.」を言い換える場合、
✅ 正しい例: The government should allocate more funds to education.(動詞を変更)
❌ NG例: The authorities should allocate more funds to learning institutions.(※名詞を変えすぎて不自然)
③ 英検のリスニング&ライティングで出てくる言い換えパターンを覚える
英検では、よく使われる言い換えのパターンがあります。
お子様がリスニングやライティングで得点を
伸ばすためには、以下のようなパターンを練習すると良いでしょう。
✅ 頻出言い換え表現
-
important → crucial, significant, essential
-
cause → lead to, result in, bring about
-
because → due to, as a result of, owing to
-
many → numerous, a large number of, plenty of
-
difficult → challenging, demanding, tough
これらの表現を意識しながら、
過去問や模擬試験に取り組むことで、
英検本番でもスムーズに対応できるようになります!
まとめ
英検のライティングやリスニングでは、無理な言い換えは必要なし!
代わりに、以下の3つを意識して学習を進めると、確実にスコアアップにつながります。
✅ 1. シソーラスを活用して、類義語をセットで覚える
✅ 2. ライティングでは、名詞ではなく「動詞」や「形容詞」を言い換える
✅ 3. 英検で頻出の言い換えパターンを覚える
お子様が英検対策を進める際に、
ぜひ「正しい言い換え」のコツを身につけて、
自信を持って英作文やリスニングに取り組め
るようにサポートしていきましょう!
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