こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
先日、家の近くの海岸を歩いていると、
波打ち際にある岩場の陰に
小さなカニが横歩きしているのが見えた。
素早い動きで、
子供みたいな
はしゃいでいるようで、
思わず見入ってしまった。
こんな沖縄の海に、
小さなカニがいた理由は
わかりませんでしたが、
自然がまだ残っている
ことに感動しました。
これは、
まるで英語の長い長文を
単語も全部わからなくても、
最後まで読み進めることが
できるような感覚に近いかもしれません。
英語の読解において、
すべての単語を一語ずつ
理解する必要はありません。
英語は動詞と前置詞の組み合わせで
意味が変わることが多く、
これを理解するだけで
ぐっと読みやすくなります。
### 前置詞で変わる意味の違い
英語では、動詞に続く前置詞が
意味を変えることが多いです。
例えば、同じ"anxious"でも、
前置詞次第で異なる意味に
なります。
- **anxious for** には
①「〜を切望する」と
②「〜を心配する」の
二つの意味があります。
**ポジティブな意味:切望する**
「切望する」と使う場合、
「欲しくてたまらない」といった
強い願望を表します。
- **ネガティブな意味:心配する**
「心配する」と使う場合は、
不安や恐怖を伴う感情を指します。
同じ前置詞でも、使い方で
気持ちの違いがわかります。
### in, on, atの使い分け
また、in, on, at などの前置詞も、
時間や場所で意味が異なります。
以下で見てみましょう。
**時間に使う場合**
- **at** → 正確な時刻に
例:"at 3 PM" (3時に)
- **on** → 特定の日に
例:"on Saturday" (土曜日に)
- **in** → 年月など幅のある時間に
例:"in March"(3月に)
**場所に使う場合**
- **at** → 特定の場所で
例:"at the door"(ドアのところで)
- **on** → 表面の上で
例:"on the table"(テーブルの上で)
- **in** → 範囲や中で
例:"in the bag"(バッグの中で)
### 文章全体の流れを意識しよう
すべての単語を理解しなくても、
動詞と前置詞の組み合わせや
文章の流れで大まかな意味が
わかります。
こうした「動詞+前置詞」の
パターンに注目すると、
英語が読みやすくなります。
### 日常でできる練習
お子様の英語学習をサポートする際、
「interested in」や「focus on」といった
シンプルな動詞+前置詞の組み合わせを
使った表現で会話をしてみましょう。
例文:
- "She is interested in music."
(彼女は音楽に興味がある)
- "Please focus on your homework."
(宿題に集中してください)
こうした練習で、前置詞の使い方が
自然と身についていきます。
澤田英語学院では、
お子様が前置詞や動詞の組み合わせで
読解力を伸ばせるようサポートしています。
ご家庭でもぜひ、
このポイントを意識しながら
英語学習を応援してください。