2024年度第1回の1級空所補充問題 The "Daisy" Commercial | 44年続く英検専門塾が4万人の保護者と2万人の合格者から信頼された週二回、短期集中の秘密の英検学習法を教える澤田英語学院

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糸満ハーレー、新島が総合優勝 アヒル取りも実施、参加者に「首や羽をつかまない」同意書

 

 

こんばんは、

今日は糸満ハーレーという沖縄の伝統的なお祭りがありました。


The Itoman Haarii is a traditional dragon boat race held annually in Okinawa, celebrating the region's maritime culture and praying for good fishing and safety at sea.

(糸満ハーレーは、毎年沖縄で開催される伝統的なドラゴンボートレースで、地域の海洋文化を祝い、豊漁と航海の安全を祈願する行事です。)

 


 

例年、沖縄ではこの糸満ハーレーが終わると、

梅雨明けする、言われています。

 

しかし、今年はまだまだ雨模様が続くようです。

 

ハーレーで使うドラゴンボートには複数の人が

一緒にボートを漕いで勝利を競います。

 

さて、金曜日に説明した

アメリカ大統領の話ですが、

いわば選挙も現職から次の候ぎ手(候補者)に

つなげるか、継続するかが大きな流れになります。

 

これは、今回の1級の長文読解にもつながるものです。

 

The "Daisy" Commercial は、

1960年代のアメリカ大統領の

ジョンソン大統領が

対立候補のゴールドウォーターに勝つために、

衝撃的なCMを1回流したこと、

その当時の時代背景を説明したものでした。

 

最近、ほぼ毎回長文に

アメリカ大統領が出てくるため、

大統領選などをある程度知っておくと、

文章が読みやすくなります。

 

英検の文章は、

英単語がわかれば、

背景知識がなくても、

十分理解し、

問題も解けるようになっています。

 

しかし、背景知識があると、

文章を読む速度は格段と上がり

わからない単語や単語がわかっても、

話の流れが読みずらい文章が

読み解けるようになります。

 

さて、話を戻して、

このCMを作る理由は

以下のように言われています。

 

They didn’t set out to revolutionize political advertising; what they wanted to do was to break the established rules of political ads—then dominated by stodgy 30-minute speeches mixed with shorter policy-focused spots—by injecting creativity and emotion.

 

(彼ら(広告会社)は政治広告に革命を起こそうとしたわけではなく、創造性と感情を注入することで、退屈な30分の演説と政策に焦点を当てた短いスポットが混在する政治広告の確立されたルールを打ち破ることを目指していた。)

 

 

 

これらを、年頭に問題を見てもらいたいです。

 

(26)のある文章とその次の文章を見てみると、

 

デイジーのCMは、その強烈なイメージだけでなく、(26)の広告としても知られている。しかし、それを見た人は皆、キューバ危機がわずか2年前に世界を核戦争の瀬戸際に追いやったことを知っており、ゴールドウォーターは、当選すれば核による大虐殺を引き起こす可能性のある過激で無謀な政治家として広く認識されていた。

 

難しい単語、熟語;

the brink of = ~の瀬戸際

 

nuclear apocalypse 

=核による世界の終わり=核戦争

 

holocaust =大虐殺

 

つまり、

(26)には、書かれてないけど、みんな知っている。

のような内容がはいることになる。

 

それで、選択肢1の

「明確に表現されていない部分」

が答えになります。

 

 

次に、(27)のある文章を見てみると、

 

今日、デイジーのコマーシャルは政治広告の重要なトレンドの先駆けであると広く考えられています。つまり、それは(27)。

 

これは、上で述べたCMを作った理由になります。

 

それを裏付けるように、

本文では、2段落目の最後に、

こう書いてありました。

 

しかし、デイジーのCMを制作した会社は、人々は主に直感に基づいて投票すると信じていたため、一般大衆にジョンソンを選ぶよう説得するために、CMで呼び起こされた核戦争に対する国民の恐怖を利用した。

 

intuitive impression =直感的な印象

 

次に、(28)のある文章を見てみると、

 

結局のところ、一部の専門家はコマーシャルは、(28)と、主張している。

 

そのあとの文章で、

Goldwater already trailed(遅れをとった) Johnson.

 

とあったり、 

Goldwater numbers actually crept up slightly

(ゴールドウォーターの数字は実際にはわずかに上昇した)

とあるにもかかわらず、ジョンソンさんが大勝しているので、

 

28の答えは、

「結果にほとんど影響なかった。」

 

そして、本文には、書いてないけども、

米国や大統領として、

なぜデイジーのCMを

起用したかというと、絶対に

負けられなかったからでしょう。

 

 

60年代の世界情勢は以下の通りになります。

 

1960年代のリンドン・B・ジョンソン(Lyndon B. Johnson)大統領の時期(1963年から1969年)における冷戦は、緊張が高まり、さまざまな重要な出来事が起こった時期でした。この時期の冷戦の状況をいくつかの主要なトピックで説明します。

 

### ベトナム戦争

 

### 核兵器と軍拡競争

 

### 宇宙開発競争

 

### 米ソ関係の緊張

キューバ危機を受けて、

米ソ間の直接連絡手段

としてホットラインが設置されました。

 

このホットラインは、

危機的状況での誤解を

避けるための重要な手段となりました。

 

 

ジョンソン大統領の時代の冷戦は、

ベトナム戦争や核兵器の抑制、

宇宙開発競争、そして国内外での

政治的・社会的な変動が交錯する複雑な時期でした。

 

これらの出来事は

、冷戦のダイナミクスと

アメリカの内政に大きな影響を与えました。

 

 

このため、現職のジョンソン大統領が

負ける万が一の可能性をつぶすために

デイジーのCMを起用したと思われます。

 

これらの背景知識を知ることで、

2次試験の質疑応答でも、

鋭い質問に答えることができるのです。

 

 

Practice makes perfect!

 

(習うより慣れよ)

 

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