こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
昨日、アリと鳥の話をしましたが、
今日はその話が準1級の話でもあるので、
今日はその長文の解き方を説明します。
昨日のブログを見ていない人は、こちらから読んでください。
まずは、長文中の難しい単語を見ていきましょう。
Anting あり浴び、鳥が体にアリを這わせたり、こすりつけたりすること。
ethology 動物行動学
display =show 表す
beak くちばし
rub こすりつける
observe 観測する
anthill アリ塚
crawl 這う
ethologist 動物行動学者
engage in 従事する、取り掛かる
formic acid ギ酸(アリの体内にある酸)
fungi 菌類
toxic 毒性の, poisonous
inhibit 抑制する
deter 阻止する、思いとどまらせる
harmful pest 有害な害虫
bettle カブトムシ
millipede ヤスデ
centipede ムカデ
-pede = 足
organism 生物
consume 食べる、消費する
abdomen 胴体
sack 袋
(29)
Anting = a bird (which is ) picking up some ants with its beak and rubbing them on its feather.
鳥がくちばしで羽にアリをこすりつける。(29), 鳥がアリ塚の上に座って、体の周りにアリを這わせる。
29の前半と、後半は似ているけど、
同じ行動ではないので、
In other words, (言い換えると)、
ではなく、
選択肢3番のSimilarly(同様に)と
似ている話をしている。
(30)
一つの人気のある説は(30)です。
次の文章で、
ギ酸がバクテリアや菌類や病気、
害虫まで、遠ざける効果がある。
それで、選択肢2番。
the behavior contributes to bird's health
行動が健康に貢献している。
と抽象的にまとめられています。
(31)
ほかにアリを羽にこする理由として(31)がある。
科学者は鳥がギ酸がないアリ
をもっと食べている(consume)ことに気づいた。
栄養のある胴体の横にギ酸
が入っているsack(袋)があるので、
羽でこすってギ酸を吐き出させて
から食べていると推測している。
だから、答えは4番。
アリが食べられる準備をしている。
となります。
いまでも、空所補充問題は
かっこの周りを見ることによって、
解答ができますが、
ひとまず一段落を読み切ってから、
解いたほうがひっかけの選択肢に騙されません。
なぜなら、段落の最後
に大きなヒントが多いからです。
急がば回れや、残り物には福があると
よく言われています。
また、会社でのプライベートでも
人の話をとりあえず最後まで聞く人は、
聞き上手とされ、
人間関係が円滑になることが多いです。
せわしい世の中ですが、
せめて相手の言い分を最後まで
聞くゆとりをいつでも持っていきたいですね。