こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
英検のリスニングの中で、
一番点数が取りにくいのは、
Part2でしょう。
長い長文を聞いた後で、
質問が二つも流れるので、
混乱する生徒が続出。
攻略するポイントは
色々ありますが、
一番大事で、
一番時間がかかるのが、
背景知識の増強です。
背景知識とは、
話されている内容の
分野において、
基本とされ、
当然知っているものとして、
話される内容や情報などです。
リスニングが始まる前に、
選択肢を読んで、
どんな問題が来るか、
想像してみましょう。
一つ目
１．土壌が果物生産に適していない。
２．当初の考えより、食料が育つのがすくない。
３．花粉の量がたいてい低い。
４．一部が過去に意図的に燃やされていた。
この選択肢だけを見ると、
農業の話に見えるかもしれません。
２つ目
１．熱帯雨林の一部の所有権を主張する。
２．より高い値段で開発屋に売る。
３．熱帯雨林を破壊した罪で政府を訴える。
４．土地を管理するために、新しい技術を続ける。
熱帯雨林が出てきたので、
１つ目の場所も熱帯雨林の話で
よさそうですね。
そこで、リスニングの最初に聞こえる
タイトルがこれです。
"Ancient forest"
「古代の森」
この文章から、想像できるのが、
古代の森にindigenous people
（原住民がいるかどうか）
本文では、
手つかずの森に
人類が存在していたかを
調べるのに、花粉を調べた。
Had the fire started naturally, ～
「もし、火事が自然に起こっていたら、」
このように、リスニングでも
仮定法が流れているので、
そこから、選択肢の４の
「意図的に」火事が起きているので、
先住民がいた証拠になる。
そして、２段落では、
これらの発見で先住民が、
実際に花粉が
この森で生活している
証拠になるので、
いままでできなかった
森の一部の所有を主張できる。
など、選択肢とタイトルから
いかに本文の理解を
助けるイメージができるかが
勝負になります。
そのほか、
PART２では、
クラウドソーシングや
古代ローマの戦術史
最新の資源獲得方法の
フラッキングなど、
背景知識が無いと、
情報をまとめにくい
ことがあります。
一度聞いたリスニングの
内容で知らないものがあれば、
確実に理解するように、
百科事典やネットで調べることが
必要不可欠になります。
YouTubeなどで、上の解説動画を
日本語でもいいので、
情報を少しでも入れておくと
想像やイメージ化がしやすいので、
長い文章でもメモなしでも
大体の概要を掴むことが出来ます。
いろいろ、試してみてください。
Practice makes perfect!
(千里の道も一歩より)
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