こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
沖縄の地方紙に興味深い記事が載っていました。
サバニで100キロ航海へ
沖縄の糸満帆掛サバニ振興会が初挑戦
11日から久米島目指す
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-951301.html
沖縄が琉球王国だった時代、
サバニという昔からあるカヌーを操って、
東南アジアの貿易の中心中継地として、
大いに栄えました。
サバニにはエンジンはついてませんし、
地図やレーダーや羅針盤もあったわけではありません。
どうやって、広い太平洋を自由自在にわたりまわっていたのでしょうか？
琉球の話ではなりませんが、
ハワイの原住民なども含む古代ポリネシア人が
どうやってカヌーで太平洋を航海したのかを
説明する動画がTEDにありましたので、
次の動画で確認してみてください。
この動画の中で、古代のポリネシア人は道具も使わずに、
太陽、月、星、などの天文学を使って、
東西南北の方向がわかり、
空を観測することによって、
気象学も習得していたと思われています。
そして、カヌーによる長距離渡航が
可能なのか、2017年に実際に
学者や研究者と現地の人々の協力の元、
カヌーを使って遠距離航行に成功しています。
この団体については、
高校の教科書のProminence
に載っているので
見たことがある人も
いるかもしれません。
同じ海洋民族であった
琉球王国の人々も
このポリネシア人の
航海士たちと似たような技術
を持っていてもおかしくないと
いわれています。
いまでも、続く糸満市のハーリーなどの
沖縄の継承されている伝統技術と
最高に環境にやさしい風力と人力のみでできる
航海術が確立できるとすごいことになるでしょう。
これからの環境保護が強く求められている石油タンカー
などに技術転用できることが出てくるでしょう。
昔あったすごい技術が廃れていたものが
新しく生まれ変わったり、
使いにくいとされたいた技術が
新しい時代になればその業界に
大変革をもたらすかもしれない
技術革新になることがあります。
澤田英語学院では、1級、準1級で英字新聞を読んで、
上のような記事を読みみんなで、理解し想像を膨らませる
訓練もしています。
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