2019年度第1回1級の長文読解(空所補充問題) | 44年続く英検専門塾が4万人の保護者と2万人の合格者から信頼された週二回、短期集中の秘密の英検学習法を教える澤田英語学院

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こんばんは、

澤田英語学院のMattです。

 

今日、授業で今回の英検1級の解説をしました。

 

大問1は、単語帳によく出ている問題が多かった気がします。

地道にやっていた生徒は高い点数をとれたと思います。

 

それでは、第2問、空所補充問題に行きましょう。

 

準1級もそうでしたが、1級の空所補充問題は

カッコの前後だけ読んでも解けないように、

ますますなってきています。

 

そのため、背景知識も今まで以上に必要になるでしょう。

速読も必要になるため、できるだけ戻らず、

スラッシュリーディングなどを駆使して、

前から順にサッと読んでいくのが、得策です。

 

Gentrification  (貧民街の高級住宅化)

 

gentirification がわからなくても、

一行目にちゃんと説明してあるのを

見抜くことが大事。

 

underprivileged urban neighborhoods

=いわゆる貧民街、スラム街の人々

 

 

(26) 本来の住民が追い出された

段落の最後にあるevictions(立ち退き)

involuntary relocations (不本意な移転)

 

(27) (都心の荒廃現象)

 

1段落目の(26)や最後の行で、住民の追い出し

27はいい話をしないといけないので、1

 

2段落の残りは、gentrification の具体例。

 

(28) 

理想としては、gentrification 抜きでやりたい。

 

住民で協力すれば、gentrification と

同様な効果の都市の活性化を計ることができる

 

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Film Noir 

 

前回のHollywood and Chinaに

続き、映画の話題。

 

アメリカの白黒映画はフランスの

評論家によって名付けられた。

 

(29)時代を反映するものだった

 

WWII  → 核の脅威 → 

社会は was upended (大混乱)

 

そのため、軽い娯楽から

社会の不安定をあおる重い内容へ。

 

(30) 象徴的なものとしても使った

 

光と影を使う撮影技術が特徴だとしている。

 

雨やたばこの煙そして、ランプですら、

登場人物の表現として使っていた。

 

(31)ジャンルとして呼べるのか

 

映画の内容が多種多様になっているため、

ジャンルとういうより、ノワールの時代みたいに

呼んだ方が正確といっている学者もいる。

 

大問2の総評

 

背景知識や本文中の

説明をきちんと読めば、

解ける問題になっているが、

いかにここを早く抜けるかが

今後の課題になるでしょう。