2月3日の節分の夜、人生初の芸者さん遊びをしてきました。きれい~感激~と、並んで写真を撮ってもらってスマホ画面を見たら即後悔。ほっそりした白塗りの芸者さんと並ぶと、このぼってりした田舎の色黒おばさんは誰?って感じなのです(-_-;)

 

 

1月13日の金曜日、夫が再入院しまして、2月2日に退院しました。2月3日の芸者さん遊びは、ひとりで頑張った自分へのご褒美です。この集まりの趣旨は、昨今芸者さんと上手に遊べる大人が減少しているので、気楽に芸者さんと楽しんでもらおう、というものでした。たしかに、お酒を飲みにキャバクラに行く人は多くても、芸者さんと遊ぼうという人は私の近くにはおりません。ともあれ、この会に参加したおかげで、三味線、日本舞踊を間近で見られてよかったです。

 

(伊予見番 風子さん)

 

集まったお客さんの中に見知った建築会社の社長がいてびっくり。「社長?なんで?」と訊くと、照れながら「実は三味線をやってみようと思っていて、会に誘われた」とのことで二度びっくり。言われてみれば粋な芸事が似合いそうな社長さんです。そのうち、ご本人の三味線を聞かせてもらう日がやってくるかもしれません。

 

(恵方巻をほおばる芸者さんたち)

次回の電気代の請求書がやってきて、目を疑いました。

45252円!

何?なんで?何かした?と、さすがの私も、通帳をひっぱりだしてきて昨年と今年を比べる事態となりました。

 

令和3年10月15060円    11月12415円

    12月14187円 令和4年1月21210円

それに対してこの最近は

令和4年10月23953円    11月21595円

    12月27112円 令和5年1月45252円

 

どの月も昨年よりも増えていますが、特に1月が恐ろしい金額です。生活スタイルも家族構成も変わりません。増えた電気製品は1階ダイニングのエアコン1台のみ。ガスヒーターが不調なので年末にエアコンを購入しましたが、それにしたって・・・と考えているうちに思い当たりました。

ただいま、我が家は外構工事の真っ最中です。キーンという音とともにブロックを切り崩したり、煉瓦を切って加工する日々が続きました。この工事が12月後半からなので、12月10日~1月12日という今回の請求に合致します。夫の仕事場も3階から1階に移し、そこは天井に白熱灯ダウンライトが8台ある部屋なので電気代もかかっています。解明できたので気持ち悪さは解消しましたが、そのあとはため息ばかりが出ました。

 

 

四国電力の電気代は、4月から28%の値上げが予定されています。生活スタイルの見直しが急務です。

40Wの白熱電球をLEDに変えると、1個につき年間2300円の節約になると言われています(1日8時間点灯×30日の場合)。建築当初より白熱灯の多かった我が家ですが、そろそろ真面目に見直しを検討する時期が来たようです。

 

 

※家の中の電球をLEDに変えた場合のシュミレーションを提供しているページがあります。気になるかたはどうぞ。

あかりでできる節電シミュレーション | LED電球・蛍光灯 | Panasonic

最近は着物を着ているだけで褒められます。「あら、素敵」といわれるとこちらも嬉しいのですが、その裏で帯結びには四苦八苦しています。お茶席のような正式な場所でないときは、羽織を着て帯は半幅を文庫に結んで高さを出すというお手軽な(あらが見えない)技を使って、着付けに時間をかけないようにしています。

着物って、上から下まで重ね着なので、冬場は暖かくて重宝します。洋服だと室内に入るときはコートを脱ぎますが、羽織はそのままですしね(道行ならば脱ぎます)。絹物だと静電気が起きにくいのも嬉しいですし、昔の着物が着られるので安上がりなところもすごく良いです。

 

(誘ってもらった初釜での1枚)

 

そんな私が気をつけているのは襟あわせです。成人式のお嬢さんなら、のどの下のくぼみが隠れるくらいの浅い襟あわせですが、50オーバーの人がこれをやると「成人式の着付けメインの美容院で着せてもらったのね」という感じになってしまいます。そして、白いシャツを着るのに勇気がいるのと同じように(私は着れません)、半襟の白さに顔色が負けてしまうと感じてしまうのは私だけでしょうか。

逆にいえば、襟あわせを浅めにして、成人式の若者のように髪を高くアップにして生花でも付ければ遠目にはものすごく年齢を詐称できてしまう・・・のかもしれませんけどね。私にはその勇気はありません(^^;)

 

(若いかたの襟あわせ) 

(年配のかたの襟あわせ)

(芸妓さんや玄人さん)

 

※襟あわせの写真は「きものと」さんからお借りしました。

衿から作るきれいな着姿 その① 着用シーン・年代・イメージから導き出す、衿合わせの楽しみ方 – 着物・和・京都に関する情報ならきものと (kimonoichiba.com)

 

 

通りすがりに見つけたアンティークショップに入ってみました。古い目覚まし時計、ランプ、グラス、電話、人形、陶器、雑多な中で気に入ったものを探すのは大変で、しかもガラスケースには「勝手に開けないでください」という類の張り紙があるもので身動きがとれず、かといって何も買わないで出るのも気がひけたので「インク瓶はありますか?」と尋ねると、確かこの辺にいくつかあったはず・・・という場所を教えてくれました。小さなインク瓶が気に入って支払いをしているときに、ふと、別のガラスケースの中に小さな箱を見つけました。これはもしや・・・と思い、出してもらうと黒い漆塗りの琴爪箱でした。が、張られている値札は6000円。残念、さようならというこちらの表情を見てか、「昔はこの値段でしたが、今は売れないんですよね」と、なんと1000円にしてくれました。

 

 

6000円で売れていた昔って、いつのことなのでしょう。でも、そのころには私は箏は弾いていなかったでしょうから、今でなければうちには来なかったでしょうね。

明けましておめでとうございます。

 

 

2022年は疫神に憑かれたかと思うほどに、父、母、夫が次々と入院・退院となりました。もう日本人の平均寿命ほどを生きた父母のことは正直仕方がないと諦めもつくのですが、2つ上の夫の場合はそうもいかず、これまでこれからの人生を深く考えることとなりました。このまま箏ブログから闘病・介護ブログへスライドするかもしれないと思ったりもしたのですが、とりあえずはまだしばらくは大丈夫のようです。もしや私自身に何かあったのでは?とご心配いただいているようなので、ちょっとこちらでご報告をと思い、久しぶりにブログを書いています。

 

そんなこんなで、箏は弾けていません。皆様のブログにもまめに訪問ができていません。今年はちょっと時間の使い方を考えなければ・・・と真剣に考えています。

 

仕事が忙しすぎて、なかなか文章を書く時間がとれません。

昨年も11月12月はなかなかの忙しさだったのですが、今年はそれ以上です。「食べて寝ないと死んでしまうよ」と数年前に忠告してくれた人がいて、それはそうだと、食欲と睡眠欲には極力逆らわないようにしています。

 

さて、そんな中、3年ぶりに愛媛インテリアコーディネーター協会主催のインテリアマーケットが開催されます。暮らしを素敵に演出するインテリア小物の作家さんたちが集合します。12月3日4日、松山市三津浜の旧濱田医院にぜひお越しください。

 

 

 

 

夫との会話はときとして不思議です

 

夫「最近焼酎をやめたら3キロ体重が減った。なんでやろ」

私「一緒におつまみを食べなくなったからじゃない?」

夫「おつまみで太るの?」

・・・間食ですから。女子の常識です(笑)

 

夫「なんで家の中がケムイの?」

私「蚊取り線香焚いてるから」

夫「秋なのに蚊がいるの?」

・・・います。いなければ焚かないです。

 

夫「あとお米が1回ぶんしか無い」

・・・昨日言ってくれたら特売だったのに

 

ちょっとかみ合わないけれど煮詰めてはいけない。

果物に例えるならば、夫の存在はメロンでもマンゴーでもなくミカンですが、ちょっとくせのあるミカンかもしれません。

 

先日、嬉しいことがありました。

草ぼうぼうで、危なくて歩けなくなっていた近所の小道に耐えかねて、可燃ごみの日だけこっそり草刈をしていたのです。といってもせいぜい15分、ごみ袋1個分です。

 

 

というのも、この道を通ると、うちから郵便局まで2分で行けるのです。でも、通れないと大回りしなければならず、5分以上かかります。

それくらい何?、と思われるかた、ごめんなさい。一度小道の便利さを知ってしまうと、もう元には戻れないのです(^^;)。

 

4回草を刈ってもこの通り。通せんぼする草は切りましたが、長さ50センチ以上の猫じゃらしなんかはまだまだあります。草むらに虫や蛇でもいたらと歩く気になりません。

 

 

そして5回目の朝、ごみ袋と剪定鋏をもって小道に行くと・・・

 

 

驚きに目を見張りました。

小道の草はきれいに刈られて、歩けるようになっていました。

 

もしかしたら私と同じようにこの小道を利用していた人が、草の煩さに耐えきれないと刈ったのかもしれません。あるいは、ちょっとずつ草を刈っている誰かがいることに気が付いて、気の毒に思ってくれた人がいたのかもしれません。

 

少なくともうちの近所の美化精神、公共意識が失われていなかったことを知り、心から嬉しくなったのでした。

 

父が退院しました。

本人は9月8日に入院して3日目には退院したくなり、なんやかんやと電話してくるところを弟と二人でなだめていましたが、ある日ドクターAからお電話をもらいました。

もう、退院したいの一点張りで誰の言うことも聞かない・・・とのことです。

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と平謝りし、退院させることにしました。以前なら退院ではなく、一時帰宅という方法もあったそうなのですが、コロナ禍の今、それがないそうです。

 

退院の日を決め、それに合わせて自宅での介護サービスの再会を包括支援センターに連絡し、母にはおやつを買い置きしないことなどを言い含め、9月30日迎えにいきました。

 

父は上機嫌です。

 

ドクターから言われました。

家族は「そんなに帰りたいなら帰ってきたら」というくらいで話しても、本人が病院スタッフに伝えるときは「家族がどうしても帰って来てほしいと言っている」と変わるんですよ。なので、伝えるときははっきり言ったほうがいいんですよ。

 

ということで、帰宅する前に父に言ってくれました。

「次に入院するときは、退院することはありませんから、そのつもりで」

 

覚悟を伝えてくださってありがとうございます。

 

(早朝の東温市のオリオン座)

 

松山市のお隣、東温市に仕事で行ったついでに見奈良のコスモス畑を見に行きました。毎年ここでオリオン座と合わせて撮るのですが、今年はまだ秋桜は蕾が多くて、星撮りはもう少し先が良さそうです。

 

 

ついでにショッピングモール「クールスモール」に行くと、なんとびっくり、街角ピアノがおいてあって、隣にはステージ、前には木製椅子がずらりと並んでいました。

 

 

といっても平日のこと。ピアノを弾く人もなく、スマホを見ながら休んでいる人が3人いただけでしたけどね。

 

 

以前はものすごくさびれた感じの、それこそ人っ子ひとり通らないような場所でしたが、今はマクドナルドができているので、日曜のお昼は若い家族連れがやってくるのかもしれません。ここでカッコよくピアノで流行りの曲を弾いたら、結構人気が出そうです。

 

 

腕に覚えのあるかたも、腕を試したいかたも、街角ピアノはいかがでしょう?