久しぶりに、お箏を習いたいという人と出会いました。学生時代にはお正月のホテルのロビーで和服で「春の海」を弾いていた、ということです。社会人になると練習の時間がなくなり、結婚するとさらに時間がなくなりお金もかかるので止めてしまった。子育てが一段落したので再び習いたい・・・ということで、友人のお箏の先生をご紹介しました。

 

 

今日はその顔合わせでした。楽譜の読み方もすっかり忘れてしまっているとのことでしたが、藤井凡大先生の「さくら」のはじめの合わせ爪(二七・二七・三八・・・)のところはすぐに弾けました。指の間隔など、すぐに思い出されたようです。秋から始めたいので杉原楽器さんに糸の張替をしてもらわねばと張り切っています。

 

経験があり楽器をお持ちだと、話が早いですね。橋渡しができて嬉しかったです。そして私も弾かなければと思いました。今まで箏にかけた金がを思い起こせば勿体ない(笑)。肝臓が悪くて入退院を繰り返していた夫は、現状維持が1年半くらい続きそうです。毎日自室で安静に過ごしていますが、箏の部屋はその隣。襖1枚隔てただけではお互いの音が丸聞こえで落ち着きません。箏の練習場所を変えようと計画中です。