お久しぶりです。久しぶりに箏のブログに戻ってきました。

というのも、友人の娘さんが「おかやま全国高校生邦楽コンクール」に出場したので、私も愛媛は松山市から車をとばし、岡山に行ってきたのです。片道180キロくらいでしょうか。道中も、到着してからも楽しかったです。

 

 

課題曲は「六段の調」の初段です。参加者29人のうち、27人が箏を弾いて、2人が尺八を吹きました。

同じ曲を延々聴くので、退屈しないかな?と思ったのもつかのま。みなさんそれぞれの六段が聴けて楽しかったです。同じ高校の生徒たちは同じ間(ま)で弾くのねとその指導の先生を想像したり、ここはもっと早いほうが好みかな、あと一瞬間(ま)が欲しいとか、脳内で勝手に審査のまねごとです。

 

練習では完璧に弾けているだろう生徒さんたちですが、緊張のあまりミスをする場面も見られました。けれど一瞬で立ち直ります。自由曲の選曲は宮城道雄先生作曲のものが一番多く、次は沢井忠夫先生。難易度の高い曲をいくつも聞けて、とても満足のいく時間を過ごせました。入賞者もおおむね「この子上手い」と思った子が入っていて、私の耳もなかなか良いかもと嬉しくなりました。(番号のオレンジマークが入賞者です)

 

 

そして、まさかの出会いがありました。フェイスブック上だけのお付き合いだった九州に住むお箏の先生とリアルで出会えたのです。あちらにも大喜びしていただき、お互いがお互いのフェイスブックを見ながら、この人とは気が合いそうと思っていたこともわかりました。・・・もう、これは、一緒に飲むしかないですね。一晩中だって語り合えそうな気がします(*^^*)