6月号の邦楽ジャーナルの表紙は箏曲家の宮下伸先生です。実際に演奏をお聴きしたことはないけれど親近感を感じるのは、このかたのCDが3枚手元にあるからです。

 

 

思い出話になりますが、箏を始めて少したったころ、困った問題がおきはじめました。次に弾きたい曲を、自分で探さなければならなくなったのです。「何でも好きな曲を弾いたらいいですよ」と当時の先生はいわれたものの、お箏にどんな曲があるのか、それがどのレベルの曲なのか皆目わからないもので、ネットで検索してはCDを購入し、気になるものは箏譜を購入して、みていただくしかありませんでした。かなりの散財につながったシステムでしたが、その中の1枚が宮下氏の「はじめての箏」でした。

 

 

タイトルに「はじめて」がつくので初心者向きかと思いきや、全くそんなレベルではなく、そして当時の先生からも「これはちょっとね」と拒否されて箏譜ともどもお蔵入り・・・。

 

久しぶりに出してみたCDなので聴いてみましょう。当時とはまた違った感想を持つかもしれません(*^^*)