松山選手と進藤さんの対談 | 松山英樹応援ブログ

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2020年1月ゴルフネットワークでの松山英樹選手と進藤大典キャディの対談「Days2041」より抜粋。進藤さんが今だからはなせる松山選手の素顔や本音を沢山引き出してくれています。見逃した方に是非。
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進: 今回企画を頂いて「DAYS 2041」
松: 2041?
進: 僕がヒデキのキャディを専属でやらせてもらった日数。
松: よく調べたっすね。
進:その中で色々振り返ってみようという番組。緊張するけど(笑)
松: いいっすね(笑)


プロゴルファーとキャディ。共にティーングエリアに立ち、共にピンを狙い、共にホールアウトを目指す。一心同体でトーナメントを戦い抜くその姿には強い絆が垣間見える。世界最高峰のアメリカ PGA ツアーで、日本人最多の5勝を挙げる男松山英樹。その傍らで快進撃を支え続けてきたプロキャディ進藤大典。幾多の栄光を掴んできた二人だったが、いつしか勝利から遠ざかっていた。下した決断はコンビ解消。
「ヒデキが一番良い成績が出せる様に、その為にどうしたらいいんだろうという話をした結果だったので、更に良いパートナーを見つけてもらってメジャー優勝に向け頑張って欲しいなと思っています。」(2018年12月進藤談)
しかし新体制で挑んだシーズンではあと一歩勝利には届かず(2018-19シーズン、TOP10-7回)。離れて1年、久しぶりにカメラの前で膝を突き合わせた松山と進藤。再び勝利を手にする為、二人で歩んできた道程に長いトンネルから抜け出す糸口を求めた。専属契約を結んだ2041日の今だからこそ明かされる知られざる真実がここに。

松山英樹と進藤大典、2013年のプロ入り初戦から専属契約をむすび史上初のルーキーイヤー賞金王に輝いた。すぐさま戦いの舞台をアメリカ PGA ツアーへと移した二人。シーズン15戦目のメモリアルトーナメント。歓喜の瞬間が訪れた。日本人史上最年少での PGA ツアー優勝。

■PGAツアーで戦う自信■
進: 6月に初優勝したじゃん。
松: うん。
進: 2013年に賞金王獲って(米ツアーに)乗り込んだけど、そんな簡単に勝てると思ってた?
松: あまり覚えてないけど自信はあったよね、変な自信。
進: やれるって言う?
松: 勝てるっていう変な自信はあった。
進: へえ。
松: 最初の年も、2013年賞金王になった時も、変な自信しかない。賞金王取ってアメリカ行きます!とか言って(笑)
進: 英樹が今までの選手と違うと思ったのは、プロ転向する前から「毎週いくら稼げば賞金王になれるか計算してください」と言われた時。「すげーな」と思って。
松:あっという間に(アメリカに)行っちゃったもんね。その年に行けると思ってなかった。さすがに次の年だと思っていたのにね。
進: ワールドランキング上げて、みたいなイメージだったものね。その「自信」って今と違う?
松:違う。今その時くらいの馬鹿みたいな自信があったらいいよね。
進: 今年1年、外から見させてもらって相変わらず堂々としているなという感じに見えるし、見た目には分からない。
松:  分かんないよね。
進: 初めてアマチュアの時キャディした時から、ヒデキの堂々としている感じはずっと変わってないから凄いなと思って。ここ一番でもね。

常に泰然自若な松山。初優勝を挙げたトーナメントの初日に起きた「事件」にもそれほど動じなかった。

松: (メモリアルの)初日パターなかったんだよね。スタート20分前に気付くってまあまあ無いよね(笑)
進:セカンドいい球だったじゃん。ピン筋ってたから入れ!と思ったの。バター使わなくていいから(笑)
松: 焦ってる焦ってるパターないから(笑)
進:英樹って自分のボギーとか3パットとかそういうミスには怒るけど、こういう本当の大アクシデントでは絶対怒らないよね。
松:そうかな。
進: 俺この時怒られた記憶ないもん。
松:もう「しゃーないか」くらい。
進: ドカーンって来るのかと思ったら「あーそう」みたいな。
松:(映像を見て)パター入ってませんね。
進:この時ティーショット打った後パターが届いたんだよね。
松:飯田トレーナーが走ってくれてね。
進: やばい汗かいてきた。
松:あと何かあったっけ。
進:試合中に?こういうアクシデントは…
松:アクシデントなの?これは。
進:アクシデントじゃないなこれは。"ミス"!
松:(爆笑)
進:この時生きた心地しなかった。
松:4番だっけ「もういいよ気にしないで」って言った記憶ある。

首位と2打差3位で迎えた最終日。同じ組で回ったのはマスターズチャンピオンのアダムスコット。プレジデンツカップでは世界選抜のチームメイトだったこのトッププレイヤーが松山の勝利に一役買っていた。

進:大会前から狙ってたでしょう。
松:状態良くなってきてたんで。前の週よかったコロニアルで。
進:初めての最終組で雰囲気感じて。
松:(同組)アダムっていうのがよかったよね。
一時単独首位に立った松山だったが、16番痛恨のダボ。17番ボギーと後退。最難関18番でバーディ必須の状況に立たされた。

進:(18番の)セカンドとパター打つ時どういう気持ちだった?
松:セカンドは自信あった。時計あるじゃんあそこ。時計に打ち出して勝手に戻ってくるイメージで打ったから大丈夫と思って。けどあのバターは嫌だった。
進:登りでフックの2m位。難しかった。
松:しかも前のホールひっかけで外してるからひっかけたらアカン、みたいな。
進:(18番のパット)短いけど長く感じたな。
松:影があって逆に良かったと思って。
進:なんで?
松:集中できた。ポアナがポツポツあったんだけど、影になってくれたから見やすかった。
進:へぇ~ど真ん中から入ったもんね。

この一打でプレーオフへと持ち込み日本人4人目の PGA ツアー優勝者となった。それから1年と8ヶ月の時を経て、次なる快挙が訪れる。

■スタープレイヤーとの死闘■
松山英樹と進藤大輔にはPGA ツアー参戦から2年連続で優勝争いをしながら、悔しさを噛み締めた大会がある。ツアー最大の観客数を誇る。ウェイストマネジメントフェニックスオープン。1年目は4位タイ。2年目は1打差の2位タイに終わった。3回目の出場は初優勝から1年3ヶ月が過ぎた2016年2月。2年連続上位フィニッシュを果たしている相性の良い大会。この年も3打差2位タイにつけ最終日を迎えた。

松:(黄色いウェアを見て)派手な帽子だ(笑)リッキーが1打差か2打差だったんだよね。

バックナインで松山と優勝を争ったのはアメリカのスタープレイヤー、リッキー・ファウラー。10番でトップに立つと15番バーディーを奪い松山とは2打差。続く16番でも更に差を広げようとチャンスにつける。

松:13番でリッキーがベタピンに寄せたから、これ外すとチャンスなくなると思って。15番でリッキーはバーディ獲って俺はバーディー獲れなくて。で16番もリッキー2mにつけた。
進:パンとつけられて終わった!って感じしたもんね。そっからの…
松:まさかね。あれ外したからリッキーが。ワンチャンあると思った。

ファウラーがこの(16番の)バーディーパットを外し2打差のまま17番へ。ここで勝負の流れが一変。

松:何でドライバー握ったんやろって今でも思う。

317ヤード、ファウラーの選択したクラブはドライバー。そのティーショットは無情にもグリーン奥の池へと沈んだ。千載一遇のチャンスを掴んだ松山。このホールをバーディーとし、ファウラーに追いつく。そして最終18番。

松:最後もバーディ、バーディでしょ。
進:ここから始まったもんね。(最終18番の)このティーショットは凄かった。
松:これ1ホール目(のパット)かな。スライスフックどっち?って結局スライスで。
進:終わった後どっちに打ったのって聞いちゃったもんね(笑)
松:そんなに切れてないんだよね。
進:微妙だった。こんだけライン読みに困ってる顔もなかなかないよね。
松:ナイナイ。どっちどっち?みたいな。
進:立った感じで決めたの?野生の勘だね。入れかえしたリッキーもすごい。
松:ここで勝ったと思ってなかったし。それがよかったと思う
進:やっぱりそうなんだ
松:続けたいという感情になってたと思う。

最終ホールは共にバーディ。決着はプレーオフへ。4ホールに渡る死闘。しかし松山は最高の精神状態でこの戦いに向き合っていた。

進:プレーオフを4ホールしたけど、先にリッキーに入れられたりしてたじゃん。あの時の気持ちってどんな感じ?
松:何も思ってなかったかも。入ると思ってるから。
進:そうなんだ。
松:4ホールで終わっちゃったじゃん。ずっと続いて欲しいと思った。このままずっとやっといたいと初めて思ったし、それ以来思った事もない。
進:すごいね!
松:楽しかったんだと思う相当。緊張しすぎてピリピリ感もすごかった。でもお互い良いプレイをしてたからずっとやってたいって思った。
進:勝つとか負けるとかじゃなくいいプレーを続けたいお互いに。
松:そうそう!

プレーオフ4ホール目トップに追いついたあの17番。勝負は決した。2年連続で悔し涙を飲んだトーナメントでPGA ツアー2勝目を飾った。

時は進み4年目のシーズンを迎えた松山。世界を圧倒するプレーを見せていた。2016年10月世界ゴルフ選手権WGCシリーズの一つ HSBC チャンピオンズ。単独首位で迎えた最終日、7打差の圧勝劇でアジア勢初のWGCシリーズ制覇を達成した。10月から12月までの2か月間で国内ツアー含め5戦4勝。世界ランキングは6位に上昇していた。

■試合中の緊張■
年が明けた2017年2月。ウェイストマネジメントフェニックスオープン。上り調子の中ディフェンディングチャンピオンとしていつも以上に大きな期待を背負っていた。

(名物16番のスタジアムホールでベタピン)
松:盛り上がったやつバックスピンで。入らなくていいんだよ。入ったらめんどくさい(笑)
進:リズムが?
松:ぞわぞわぞわってなるから
進:こういう時どこまで緊張してるの?自分だったら当たればいいみたいな時があるんだけど。
松:いやあるよ全然そういう時
進:あるの!?
松:あるある!
進:初日の1番とか
松:全然あるけど調子いい時はそういうのになりにくい
進:へえ
松:悪いと色々なこと考えてるから結局"パッ"て(頭の中が)飛ぶんだよね。色んな事考えてやらなきゃいけないんだけど、いざ順番が3番目と思ってたのに2番目にコールされたらパッと飛ぶ。
進:なるほど
松:(頭の中が)飛んだ方がいい時もある
進:悪いこと考えないから?
松:わかんないから
進:そういう時どうやって打つ?
松:わからないからとりあえず上げて打つだけみたいな。ただ一応自分の中で一個だけ絶対守らなきゃいけないルールはあって。
進:へー初めて聞いた。
松:それも忘れてる時もある。
進:調子悪いとヒデキもそうなっちゃうんだ。別に優勝争いをしてなくてもって事だよね?
松:全然あるある
進:まあ優勝争いしてるって事はそれなりには球打ててるもんね。

この試合で連覇を達成した松山だが、1年前とは対照的な心持ちで戦っていた。最終日先にホールアウトしたウェブ・シンプソンに並ばれた。終盤にチャンスはあったものの決めきれずこの年もプレーオフに。

松:2年目はいっぱいいっぱい。プレーオフ同じ4ホールでも。もうやりたくない…みたいな。
進:ずっと追い詰められてた感じだったもんね。言ったっけ?リッキーにプレーオフ前に声かけられたって。
松:あー言ってた。
進:トイレ行ったらリッキーが「今からプレーオフでしょう」って。「ヒデキに、去年僕とやっとようにやれば大丈夫だって伝えといてくれ」って。あいつかっこいいな。
松:ウェブとも仲良いのにね。

シンプソンとのプレーオフは度々勝負を決められかけた。しかしプレーオフ4ホール目、1年前に優勝を決めたあの17番ホールに移ると我慢を続けた末にチャンスが訪れた。

(17番のクラッチパット)
松:これもライン微妙だったよね
進:めっちゃ早い。初めてこのピンでバーディ獲ったんだ。
松:1年目の時は2m位のバーディパット外したもんね。
進:泣きそうになる。今見ても良く入れたなって
松:あーしんどいって顔してる。
進:武者震いよりふわふわ感と言うか…

PGAツアー4勝目を挙げた松山は日本人最多優勝の記録を更新した。毎年20試合以上戦うプロゴルファー。悔しい思いをすることの方が遥かに多い。ただその積み重ねがいつか栄光の瞬間へと導いてくれる。

松:15年に14番で3パット、めっちゃ下ってると思って2m位ショートして3パットして流れ変わったじゃん、1年前のミスが生きたって思う。
フェニックスオープンで連覇を達成した松山はこの年の全米オープンで日本人歴代最高の2位に入った。その勢いは留まることなくビッグトーナメントで歴史に名を刻んだ。2017年8月、松山と進藤はファイアストンCCで開催されるWGCブリヂストンインビテーショナルに出場した。2013年この場所で二人は同じ組のタイガーウッズにコースレコード61を見せつけられた。思い入れの強い舞台で真価を発揮するにはお誂え向きだった。
■不調から立ち直る方法■
松:(第1ラウンドは)7バーディ6ボギー。大荒れゴルフしてた。パター変えて1番ホールよく入りましたね。このピンポジでバーディ取れたのこの時だけじゃないかな。難しくない?このピンポジ。10番の左奥。
進:まず段の上に乗らないよね。
松:これ2日目だ。2日目ショットパラパラでこのホールでバーディとったんだ。
進:よく覚えてるね
松:優勝だからめっちゃ覚えてるよ
進:今日聞きたかったのは、明らかにヒデキの凄い所ってさ、ボギーボギーダボとか打った選手ってそこから戻って来る事って5回に1回ぐらいなのかな、戻ってこれる人でも半分以下なのかなというイメージなんだけど、ヒデキって悪い時に戻ってくるのが凄い。ここ折れたでしょっていうような時あるじゃん絶対。
松:俺プツンと切れるんじゃない頭が。
進:開き直る訳じゃないけど
松:もう「ムリムリ」みたいな。「あーマジムリ。ピンしか狙わん」みたいな(笑)
進:例えば2日目終わっていいところで、3日目よしっ!てやって悪い時あるじゃん。そこから崩れるのかなと思ってたら、何考えるのそういう時?プッツンなの?
松:いやプッツンが多いと思うオレ。
進:そうなんだ。
松:「あー無理や、どうにもできん」ってピンいきなり攻めるようになるでしょ。
進:うん
松:安全に打ってたのにいきなりどんだけ攻める?ぐらい
進:気持ちがすごいなと思って。どんだけ悪条件でも逆境をはねのけると言ったら簡単だけどさ、アメリカのこの環境でそういう事出来る人が今までいなかったんじゃないかなと思って見てた。
松:でもそういう時って根本的にそんなに悪くない状態だから、プツンと切れてもある程度行けるんだと思うんだよね。でもどうしようもない時は本当にどうしようもない。
進:まあね
松:アプローチ頑張って必死のパー必死のパーでやってると、勝手に流れが良くなる時あるじゃん。
進:あるある
松:ショットはパッパラパーでやばいやばいって言ってたけど、最後になったらショットはキレキレ、今度はパターが入らなくなるとか。

3日目、連続ボギーで一時後退したものの、進藤が語ったように終盤立て直しを図り優勝戦線に踏みとどまった。2打差で迎えた最終日、会心のゴルフを見せる。前半だけで5アンダー。実はこの最終日松山はこれまでにないやり方で試合を進めていた。

松:この時何でか知らんけど見なかったもんねスコアボード。
進:初めてだったよね
松:でも16番のティーショット打った後見ちゃったんだよね
進:そうなの
松:16番のティーショット右曲がってトイレ行って出たら、15番の右のボードが見えちゃった。「うわー見ちゃったリードしてるんだ。うわー見ちゃった」と思って3タテで終わったら61でタイガーと一緒、と分かってたから3タテで頑張ろう!と思って
進:凄いよね。見た時点で何打差だったんだろう
松:3打差ぐらい…2打差かな。
進:じゃあちょっと知ってたんだ。
松:上がり3ホールくらいは知ってた。

タイガー・ウッズのコースレコードへの挑戦。16番17番と連続バーディー。いよいよ記録は見えてきた。

進:18番でバーディーとったらヒデキ61だと思ったの。でも多分ヒデキは…
松:入らんかなと思ったの。めちゃ飛んでたし次がたぶん90ヤードぐらいしかなかった。入ったら60でしょ。でもそんな都合のいいこと起きないよね。

それでも最終18番きっちりとバーディを奪いタイガーウッズに並ぶコースレコード61をマーク。今は無きビッグトーナメントの歴史にその名を刻んだ。再び勝利を得るために離れることを決めた松山英樹と進藤大輔。それぞれの道を歩み始めて1年、新たな景色が見えていた。

■離れて1年■
進:ヒデキの凄さ、一緒にいると分からないんですよ。350ヤード飛ばしても5連続バーディー獲っても、その為に練習もしてトレーニングもしてるから、それが普通、それじゃないとダメでしょうヒデキは…みたいな感じだから。離れてみるとものすごいことしてるんだなって。今自分がキャディを半分離れて負けそうになりそうな時はいつもヒデキのこと思い出してる。
松:早藤ってキャディ新しくつけてやってく上で最初に(進藤さんと)組んだ時のことを思い出したっすよね。何も分からない状況からスタートして大典さんから教わる、今度はそれをこっちに教えるみたいな感じはありましたよね今年の最初の方は。
進:来年こんなこと言うとプレッシャーになっちゃうかもしれませんけど、確信。
松:本当に?
進:でも明らかにすごいよね。飛距離も伸びてるしこの一年で
松:自信はだいぶ戻ってきたかな。けど最後の最後の変な自信がないんですよねまだ。
進:根拠のない?
松:そう、意味わからん自信が欲しいっすね。それを作るのが今大事やな、まあそれは練習しかないから練習して勝つようにしなきゃなって。ちょうど最後に勝ったの100試合目で5勝でしょ。50何試合勝ってないですからね。
進:まあ割合的に今まで20試合に1試合だったからポンポンと帳尻合うよ
松:帳尻あったらいいっすね。
進:絶対合う。気づいたら200試合で10勝ってなるよ。データ見てると整ってるよね結局は。
松:もう少しもう少し、行ける。

共に歩んだ2041日二人が積み重ねた栄光や挫折はゆるぎない礎となっているこの先どれほどの経験が積み上げられても、崩れることはないだろう2020年確かな自信を胸に松山英樹さらなる飛躍の時はすぐそこに…