気持ち悪さは無くなってきた | 松山英樹応援ブログ

松山英樹応援ブログ

Facebook「松山英樹応援ページ」の管理人のブログ。応援ページに載せきれないコアな情報などをアップしています。

約1か月ぶりにPGA TOUR の試合に復帰した松山選手は、残念ながら3年ぶりのセカンドカット(2015年1月ソニーオープン以来)となってしまいましたが、ドライバーもアイアンもパターも、この試合から新しいギアを投入してきていました。

中でもドライバーはPGA の記者も注目。


「マツヤマはテイラーメイドのM3ドライバーに変えた様だ。重さなどタイガーのセットアップに似ている。ソールの2つのリードテープも同じだ。」



しかしGDO の桂川さんの記事によれば
↓↓

松山英樹は「ウェルズファーゴ選手権」初日、キャディバッグのクラブを大幅に入れ替えた。2016年10月から使ってきた1Wのキャロウェイ・グレートビッグバーサを、テーラーメイドM3 440にスイッチ。第1ラウンドを終えて「感触は悪くない。最後の方は良かった」と振り返った。松山はかねて、各メーカーの1Wのテストを続けてきた。今週に入り、開催コースではキャロウェイ・サブゼロキャロのプロトタイプなども試打を重ね、最終的にM3を選んだ。ロリー・マキロイやタイガー・ウッズが使用しているM3 460よりヘッドが一回り小さいタイプとなる。また、アイアン(ダンロップスリクソンZ965)と3本のウェッジ(クリーブランド588 RTX 2.0  プレシジョンフォージドウェッジ)のヘッドを新調し、シャフトもマイナーチェンジを施した。https://ift.tt/2IckcwM


とM3でもタイガーやマキロイのものと少し違うモデルだと説明しています。




ALBA の記事によると

↓↓

松山はこの試合から大幅な使用ギアの変更を行った。顕著なのが2016年10月から使用し続けてきたキャロウェイ『GBB』ドライバーを、テーラーメイド『M3 440』に変更したこと(シャフトは変更せず)。スイング修正と新ドライバーで3日間の平均飛距離は325.1ヤード。今季は左手親指のケガもあり昨季(303.3ヤード、26位)ほどの結果が出ていなかったが、この試合までのドライビングディスタンス95位から62位(299.7ヤード)と一気に33人を抜き去った。

(ALBA)  http://www.alba.co.jp/sp/tour/news/article/no=89940?tourid=91827&cat=2&__twitter_impression=true



『M3』ドライバーユーザーの飛距離

3位、ローリー・マキロイ 316.8y(M3 460) ←317.2y(2017M2)
7位、ゲーリー・ウッドランド 313.6y(M3 440) ←307.6y(2017M2)
12位、ジェイソン・デイ 310.7y(M3 460) ←306.2y(2017M2)
24位、タイガー・ウッズ 306.6y(M3 460) ←299.3y(2016M2)
29位、Tフリートウッド 305y(M3 460) ←296.5y(ナイキVapor fly Pro)
34位、ジャスティン・ローズ 303.4y(M3 460) ←300.7y(2017M2)
62位、松山英樹 299.2y(M3 440) ←300.2y(キャロウェイGBB)



松山英樹が『M3 440』を投入後のパー3以外の飛距離

【初日】
285(右ラフ)、295(左ラフ)、269(左ラフ)、302(右バンカー)、306(FW)、318(FW)、345(FW)、289(左ラフ)、297(左ラフ)、340(右ラフ)、335(右ラフ)、301(右バンカー)、317(FW)、320(FW)
【2日目】
276(右ラフ)、323(右ラフ)、309(FW)、307(左ラフ)、265(右OB)、313(FW)、322(FW)、315(FW)、287(左ラフ)、338(FW)、333(ワンオン)、342(FW)、305(FW)、330(FW)
【3日目】
325(FW)、295(左ラフ)、317(FW)、298(FW)、315(FW)、307(FW)、320(FW)、306(FW)、305(FW)、313(FW)、310(ワンオン)、321(FW)、330(FW)、303(左ラフ)
http://www.alba.co.jp/sp/gear/column/article?title_id=32&id=7950
↑↑
前半は不安定なドライバーショットでしたが、後半はFW を捉える事も多くなり、安定してかなりの飛距離を稼いでいます。PGAツアーでも確実に20位以内の飛距離を『M3 440』で手に入れそうな感じ、と解説されていました。長くてタフなセッティングの全米オープンに向けても楽しみな動向です。


最後にNHK 森永ディレクターの3日目の大会レポでこんな話がありました。
↓↓↓
森永: 2日目凄く良くなったんで本人も今日は69台出したい!という話をしてたんですが、結果から言えばパットですよね。中々いいパットが入ってくれなくて、ボギーが先行してしまって。ティーショットは今日非常に良かったんですが、中々それが結果に結び付いていかなかったという感じで、最後18番はティーショットがクリークの左のラフに入ってしまったんですね。それが埋ってしまって出すだけという。最後がパーなら通過だったんですがちょっと残念ですね。

田中: クラブをかなり変えたみたいですが、ショットは日に日に良くなっていった感じですか?

森永: そうですね。ドライバーを大幅に変え違うメーカーのを使ってる、アイアンに関しては同じモデルの新しいアイアンで若干ライ角度やシャフトの硬さだったりが変わってるんですけども、初日は飛びすぎてグリーンオーバーが多かったんですけども、クラブに関しては非常にいい感じで振れてるという事なんで、プラス材料としてはこの三日間でだいぶショットの感じ掴めてきたと言ってますので、これかな?というのがだいぶ見つかってきていると。ただそれを巧く応用して得点にはまだ生かせないけれども、今までの様な、何が良くないんだろうみたいな、嫌な感じの気持ち悪さはもう無くなってきたって事なので、後は実践を積んでいけばいいんじゃないかと。そういう意味で来週につながるのかなという事で期待したいですよね。



成績が良くてもショットの違和感をずっと感じてきたので、いつか治さないといけない、と言っていた松山選手。その「気持ち悪さ」が無くなってきたというのは朗報です。楽しみに復活の時を待ちたいと思います!