3/4〜5日は、PRIのセカンダリー/インピジメント&インスタビリティを中野サンプラザの研修室で受講。
初めてPRIの講習を受けたのは6年前。
創始者であるロン・ハラスカ氏の独特な世界観と語彙、PRIでしか通じない専門用語が満載で、当初はコンセプトを理解するのに腐心した。
臨床ですぐに実践できる事ばかりではないが、この協会のセミナーでしか得られないエビデンスや気づきが数多くある。
非常に残念なことにサンプラザをはじめ、区役所と電電公社も6月に取り壊しになることが決まっている。
サンプラザの隣接する親戚の家に10歳まで入り浸っていた自分にとって、サンプラのない景色など想像したくもない。本当に寂しい。
すでに中野駅周辺は、随分と様変わりした。他のエリアと同様に、高層ビルが次々と建っていく。
無機質な高層ビルを目にする度に、「バカと煙は高いところに登る」と言った先人たちを尊敬する。
将来、サンモールとブロードウェイが取り壊されるようなことになったら、もうこの土地には来ないだろう。
故郷が消失していくのを見たくない。
昨日、サンプラのホールでマッチのコンサートがあったようだ。
幼い頃、ベランダから会場に入っていくアイドルと絶叫するファンたちを眺めていた。
あの頃の情景を思い浮かべる。
ラストサンプラ。
二日間良い時間を過ごせた。