壁に記されたピカソの言葉に釘付けにされた。
前回来たときは、そこまでの衝撃はなかったと思う。
ピカソのお陰で、2年半書き続けてきた本の基軸が明確になった。
1章から8章まで、3度書き直している。
3度目になると奥の方から言葉とエピソードが湧き上がってくる。
閃きは泡のように消えてなくなるので、アイデアが浮かんだり、点と点が繋がったりしたら慌ててスマホにメモる。
発想はオフラインの時に降りてくる。
年明けまでには推敲を終える。
ようやく出口が見えてきた。
2年前に旅したピカソ生誕の地、マラガの空が思い浮かぶ。