耐 忍耐の「耐」という字の「而」は、「しかれども」と読む。「寸」は一寸、二寸の意味を持つ。合わせて「しかれども、一寸の余地あり」腹に響く言葉である。どんな窮地に立たされても、一寸の余地はある。諦めたら終わり。癌になろうと、ムショにぶち込まれようと、会社を潰そうとも、一寸の余地はある。しかれども、一寸の余地あり。いつだって、勝負はこれから。