コロナ時代 | マノエルの日記

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コロナの第二波がきている。

テレビをつけたらいいニュースが全然ない。
有名な人がコロナで死んだり、ALSの人が殺されたり、誹謗中傷とか、なんとか、かんとか。

テレビ見てなくてもLINEニュースで目に入ってくる。
私は医療従事者やし、そこまでコロナの恐怖みたいなのは無いけど、世の中に恐れてる人は多いんだろう。
連休に楽しみなイベントも全部なくなって、心の背景が暗いね。

志村けんとかが死んだのもあったけど、
わたしは三浦春馬が亡くなったのを結構引きずってる…
特別にファンだったとかもないし、意識してたこともないんやけど。
私と同年代で、死にそうにない若者で亡くなって、ほんとにびっくりして。
精神科を回って思ったけど、鬱の人は元気がないから誰かが気づいてくれるのに、彼はしんどくても誰も気づかないくらい頑張って笑ってたのか、と思うと、本当にかわいそうで仕方なくて、涙が出る。
なんかメディアに追われるのを見るにつれて、鬱のドキュメンタリーを見てるような気持ちになるよ。

そんな繊細な人の遺した作品がどういうものなのか気になって、ミーハーにも見たら、
今までは出たばっかの若いイメージしかなかったけど、その頃と比べるととても表現力豊かで、とても惜しく、さらに悲しい気持ちになってる。
普段はEテレしか見ないけど、そういう、役者とかアーティストが残していっている作品をもっと味わおうと思った。
早速TSUTAYAの宅配dvdを契約。笑

わたし、精神科はやっぱ無理やなぁ。
健常な人が病んだ時にどれだけ助けられるかって話なのに、自分の担当患者がさ、
躁鬱とかで、躁のときに元気になったって思って、また落ちて亡くなったら、これ立ち直れんよね。


会ったことのないテレビの中での人でさえ亡くなったらこんなに悲しいもんなんだって思った。
自分は鬱にならなそうな性格だけど、もっと周りの人とか、自分の大切な人を大切にしようと思った。
死ぬってのは、一回あったらもう戻れんのだね。
芸能人は映像がたくさんあるし、色んなことが死んでからも明らかにされていくけど、
一般人は、きっと亡くなったら、誰も詮索できないし、もうその笑顔も、なにもかも、限られたメディアにしか残らないんだ。
みんなの好きだったところが記憶から薄まっていくっていうのが、つらい。

みんな、コロナやけど元気?
落ち込んでない?

子供産んでから、ほんとに家族と仕事しか見えてない世の中で突っ走っているけど、周りは周りで時が流れている。

大人になっておもうけど、決してあたしって性格がすごい良いわけやないし、ああしよう、と思っててもできない、生まれ持っての特徴や性格みたいなのがあるみたい。
わたしに繊細さはないし、深い優しさもないけれど、でも大事な人たちだけは、絶対に大事にしなきゃ、後悔したくないね。

そういう気持ちになっている、今日この頃。