独裁に欠落しているもの | メモらんだむ

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ロイターによると

北朝鮮が最も自由のない国とのこと。
順位は以下の通り続く、順位はロイター内容は勝手な注釈で僕が書いた。

1、北朝鮮 
2、トルクメニスタン
3、チベット
4、ソマリア
5、スーダン
6、ウズベキスタン
7、ミャンマー
8、エリトリア
9、リビア
10、エクアトリアール ギニア

こういう国では向上心とか、レベルの高い考えをすればするほど身の危険が高まる。
負の法則に陥ってしまう国。

努力が報われない、独裁者だけを見つめて行動できるような人だけが生存可能性を持つ。
自由度の高い国でのすばらしい話は何も通用しない。

社会問題の中でも大きなものの一つだ。
しかし、下手に介入しては戦争と言う最も好ましくないものになってしまう。
世界中のほとんどの人が総論では平和を願っているだろうに、各論ベースになると
自分の利得、自分の欲求に目が向いてしまう。
大きな繁栄と言う利害は一致しても、自分の繁栄と言うエゴが世の中を悪くする。


それぞれの国でそれぞれ思惑や、状況は違うが、たとえば「独裁者の意識が変化する教育を施す手がないか?」とか「独裁者の利得を守るような手法でうまく変化させることはできないのか?」などと考えてしまう。

宗教の問題で争いが起きるとまことしやかに言うけれど、世の中の争いごとの中心はエゴだ。
独裁や弾圧もエゴ以外の何者でもない。

欲求がないと気力が出てこない。利己主義は内的なモチベーションの必要性も説くもので、人間にとっては必要なことなのであるが、視野の狭い、奥行きのない利己主義は目先の利益を求めてしまい、弾圧などの短絡的な統治方法に陥る。短期的視点の利己主義が最悪なのだ。

長期的視点に基づいた利己主義は利他主義になっていく。
自分の生きている時間軸を超えて長期的視点に基づいて考えられるのも時間軸が以上に長い利己主義なのかもしれない。自分が死んだ後に少しでも感謝してくれる人がいると幸せだといつも考えるのは非常に長期的視点だ。

人間、目の前の欲求にがっついて飛びつく姿を見ると、人類の争いの中心人物もほとんどこういった思考回路なのだろうなぁと思えてきて、がっかりする。

みんなが長期的視野の考え方を学ぶべきだし、長期的視野の価値を高く評価できる何か指標か、それに価値を持たせることがしくみとして必要に思えてくる。