大滝トンネル視察・秩父ミューズパーク見学 | 松下まさよ オフィシャルブログ

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埼玉県議会議員 松下まさよのブログです。

おはようございます、松下 まさよです。




今年1月25日に県議会 県土都市整備委員会の視察で伺った秩父市の一般国道140号大滝トンネル。

今回は朝霞市議会 進政会の権議員、増田議員と大滝トンネルの視察および秩父ミューズパーク見学に伺いました。





現状として、秩父市大滝地区の国道140号現道は、落石や斜面の崩壊等が多く発生しており、その都度、交通規制を余儀なくされています。また、この区間は 秩父市内で唯一迂回路がない幹線道路であり、災害時に寸断された場合 避難や物資輸送に大きな支障となるという課題があります。それが大滝トンネルの整備することで、現道の危険区域約7kmの区間を約2kmの トンネルで通行することができ、平時にも災害時にも安心・安全な道路となることが見込まれています。





前回の1月25日時点では掘削完了まで残り17m でしたが、3月19日に貫通し、今回はその後の工事の様子を確認することができました。 

完成すれば県内3番目の長さのトンネルとなります。また、共用開始は令和7年度以降となっています。






大滝トンネルが整備されることによる効果としては、危険区域の走行時間の短縮や安全性の確保、地域防災力の強化等があります。また、国道140号沿線には三峰神社や三十槌の氷柱など関東有数の観光スポットがあり、トンネルの整備によりアクセスが改善されることから、観光客の増加が見込まれます。それとともに、埼玉県と山梨県を結ぶ西関東連絡道路の利便性もさらに向上し、広範囲の方々の交流、物流の活性化が期待されます。また、山梨県はリニアの駅ができる予定でもあります。




その後は、来春開催予定の第75回全国植樹祭の主会場となる秩父ミューズパークを見学。整備はこれからですが、全国植樹祭主催の国土緑化推進機構・埼玉県と秩父市が連携し、盛り上がる大会となることを今から期待しています。



小雨降る中ではありましたが、大変充実した視察・見学となりました。

皆さま、ありがとうございました。