輪行ピザライド【水曜ライド】 | まつしまスタッフ矢野のあれやこれやの話

輪行ピザライド【水曜ライド】

こんにちは、矢野です。

 

この企画、思いついたのはコロナ前ですから

「おいおい、もうちょっとで3年だぞ」

時の流れは早いもんです。

 

何がきっかけで思いついたのか

さっぱり覚えてませんが(笑)

 

「山陰本線の汽車から見える

 萩方面の景色って

 案外見たことない人が多いかも?」

 

ってなノリだったと思います。

田舎は、車社会のドアtoドアが基本ですから

勝手知ったる国道から見える景色しか

知らないはずなんです。

 

これを汽車から見るとですね

視線が全く変わりますから

不思議なもので景色まで変わって見えるのです♪

 

山口方面は新幹線がありますから

乗る機会があるとは思いますが

萩方面となると、ほぼ100%クルマ

のはずですからね。

 

これを、楽しむサイクリングを

みんなで出来たら楽しいんじゃないかなあ

と思っててですね開催できる時期を

待っていたのです。

 

そこへ飛び込んできたのが

春に発表された山陰本線ニュース。

 

「みんな移動は車がメインになっちゃってるんで

 JRの乗車率が、めっちゃ減ってて

 赤字がヤバいんすよ!益田~出雲間とか、

 100円儲けるのに542円かかっちゃってて

 このままだとマジで、、、。」

 

三江線ライドの時のデジャブみたいな

流れに驚きましたが

「これは早めに開催したほうがいい」

との神からの暗示です(笑)。

 

と言う事で、来年秋にやります!

まつしま秋サイクリング

「益田~須佐輪行ライド」

輪行袋を持っていない方への

特別価格販売も予定してます♪

 

その下見を兼ねて水曜に走ってきました♪

100周年記念って言葉にいろいろ考えさせられますが

諸行無常の響きを感じながら、今を楽しむのです♪

 

久々過ぎて、切符の買い方が分かりません(笑)。

やまぼけ師匠におんぶにだっこです(笑)。

 

山陰本線の現実を目の当たりする瞬間。

フラッと乗っても貸し切り状態(笑)。

 

テレビを見る人が激減して

スマホを利用する人が激増する社会においても

汽車とスマホに接続はないわけでして

そんな世の中を映し出しているような気がしました。

 

これ以上ない便利さと自由な時間設定が

スマホ社会の最大のメリットだと思いますが

だからこそ、この時間に自分を合わせると言う

この手間にこそ、新鮮な面白さがあったりするのです。

 

出発時刻になって汽車が動き出し

ディーゼルエンジンの轟音と

レール接続部を通過するときの

「カタンカタン」という響きの

アナログ感たるや、ノスタルジー全開。

 

なんか良いんです♪

時間の流れがゆっくりに感じられます。

 

窓から見える景色も

車から見える景色とはまるで違うので

まるで別の町に来たような

そんな感覚さえ感じます。

山陰モンサンミッシェルももちろん見えますが

汽車から見える景色って、独特じゃないですか

なんか手前と向こうがクルクルと回転しているように

見えるのが、面白くてですね、僕ら三人、、、

 

ずーーっと立って景色見てましたからね(笑)。

 

で、江崎手前くらいが

ちょっと面白くてですね

めっちゃゆっくり走るんです。

 

あれ?なんで?

と思ってたら、窓がバチバチ言うわけですよ。

 

これ、線路沿いの雑草が当たってる音でして

先頭車両から前を見てみたら

もう雑草のトンネルみたいになってるんですよ。

線路の間にも生えてますから

結構凄いことになってます(汗)。

 

一日平均の乗車数が、271人。

で、雑草はお天道様の光を浴びて

成長し放題にて、この区間に関しては

ジャングルクルーズのよう

これは、確かに維持が難しい。

 

窓も傷だらけです。

時代の終焉さえ感じます。

 

田舎だからこその性善説(笑)。

久々に乗った僕らは心地よさに満たされましたけど(笑)。

 

自分が住んでいる街に汽車で来て

自転車に乗って遠ざかっていくと言う

クレイジーな休日。面白い(笑)。

勝手知ったる地域ですので

出来るだけ走りやすいルートにして

こんな海沿いなんかも走りますが

未だに、この石碑が何なのかは

知りません(笑)。

でも、走っててめちゃ気持ちのいい道

なのです♪

 

まつしまサイクリングでは、

ランチはお弁当を予定していますが

水曜下見ライドですので

以前に食べ損ねた石窯ピザへ♪

このちりめんじゃこと昆布の佃煮のピザが

めちゃ美味しかったのです♪

おなか一杯大満足!

食べ過ぎて睡魔が襲ってきましたが

ゆっくり走って喋り捲りながら県境まで。

 

実は、こんなとこがあるんです。

知ってました?

益田サイクリストにとっては

定番ルートになりますから

ほとんどの人が目にしていると思うんですが

誰も気が付いてないんじゃないかと思います。

 

幕末に興味がある人にとっては

かなりの妄想ポイントだと思います♪

いろいろ掘り下げてみたくなりましたが

間に合えばなんか調べておきます。

 

益田駅から輪行で須佐駅まで行って

江崎にてお弁当ランチを楽しんでから

益田まで自転車で走って帰ってくると言う

輪行ライド企画。

 

如何でしょうか?

 

時代が流れていけば

もはや見れなくなってしまう景色

だと思いますので

見ておいて損はないんじゃないかと思います♪

 

まだ一年先ですけどね(笑)。

開催の際には、是非一緒に走りましょう♪

 

水曜下見ライドにお付き合いいただいた

お二人には感謝しかありません。

ありがとうございました!