ラヂオ様  タイムマシーン | まつしまスタッフ矢野のあれやこれやの話

ラヂオ様  タイムマシーン

こんにちは、久々の書き込み

  マックス☆テツです


かなり以前の「あれやこれやの話」で少しばかり紹介した

 

    小さなラジオ君

らぢお


私の睡眠誘導マシーン
 でしたが、少し前に寝返りでヘシ折れてしまったまま
 使い続けていたものの
 どうにもAMの受信状態が悪く
 時折チューニングし直すことでどうにか聴けてました。

 そもそも寝る為の機械なので、聞こえなくても良い
 よーなものですが
  やはりそれなりに聴きたい番組はあったりするもので・・・


先日、そんな話を あるお客様としていたところ
 なんと!そのお客様は毎晩欠かさずラヂオを聴きながら
  眠りついているとのこと

   それも1970年代のスンゲー ラヂオ でです!


負けた・・・・

       完全に負けた

               敗北宣言 ・°・(ノД`)・°・ 


  聞けばこのお客様、少年時代 実は完璧なるBCL少年
  だったのです。

   そして  私も 同じ頃BCL少年
    だったのです・・・

 そーなると話は 恐ろしく盛り上がります。

 「BCL」とはBroadCasting Listenerの略

  主に海外短波放送をラジオで聞く人々の事です。

  なにやらマニアック、今で言うところのオタクっぽいですが
当時1970年代~80年代まで空前の大ブームに
なった現象でもあります。
たぶん40歳代前後の男性に尋ねると分かると思いますが・・・



 その頃の私の愛機  ナショナル:クーガー


                      参考画像


 インターネットなど全く想像すらつかなかった時代
 世界の情報が 各国の日本語放送で聞こえてくるのです。
  それらを受信する為には短波放送が聴けるラヂオが必要でした。


  ああ・・・なにやら懐かしい・・・

   いや  凄く懐かしい・・・

テスト勉強と言いながら机に向かい  深夜
 チューニングダイヤルを必死で合わせて世界からの声にワクワクした
   あの ひと時・・・

  とは言え、結局は「オールナイトニッポン」を主に聴いていましたがw

ネットで「BCL」と検索かけると
 あの頃、少年だった今はオッサン達が
  嬉々としてソッチ系のサイトを開いているじゃありませんか・・・


そうだ! あの頃のマシーンラヂオ
    手に入れれば

   あの頃に返れるかもしれない!!

  で、    ヤフオク散策

  買っちまいました・・・・

  届きました


 
1973年製のSONYのラヂオ
  ICF-5800

    ラヂオ様

    左:ラヂオ様       右:ラヂオ君


この33年前のラヂオを普通に買ったとは
  身内は理解できないかもです(笑)

 コストダウンで海外生産に頼ったり
  コンパクト至上主義の最近の日本製とはワケが違います

当時の電化製品の最先端技術の結晶がこの大きさです

 脱ラジオ君宣言

  この面持ちは もはやラヂオ様
であります!


威風堂々  質実剛健   無骨  機能優先

 まさに野郎のラヂオの風貌です!


  なんだかコレじゃ逆に興奮して眠れませんな(笑)



 


33年前の放送は聴こえてはきませんけど・・・  (;^ω^A