我が新居、新しいマンションに大いに満足している。
何もかも新しいし、快適だ。

ところが大失敗。w(゜o゜)w
夜、新しいベッドから転がり落っこった。
脳震盪を起こしたらしい……

親戚のマーちゃんがいつもの時間に合い鍵で入ろうとしたが、内側からロックがかかっている。
呼べど叫べど私は答えない。
マーちゃんのことだ、大声でドンドン扉を叩き、トモちゃん!トモちゃん!と叫びつつ私のスマホを鳴らす。出ない……

管理人さんに相談し、救急車を呼ぶことになる。
この頃はなぜか消防車も来るから、辺りは騒然となる。
飛び込んできた救急隊員はベッドの下にまるまっている私を発見する。

「トモちゃん!」私に駆け寄ろうとするマーちゃん。

隊員から「近づかないで!」と言われ、マーちゃんは私が死んだと思ったらしい。
どんなにビックリしただろう。

私は全く意識不明。
則、救急病院に搬送。

お隣の方が何と“ムギ茶”をくださったらしい。
ご配慮有難いが、なんとも恥ずかしい……

検査の結果、何も異常なし。
眼のまわりが青いパンダ。
体中はアザだらけ。どんな落ち方をしたのか、覚えていない。

最初の頃、眼のまわりは何とかお化粧で隠し仕事はしていたが、段々動けなくなった。
その痛いこと、不安なこと。
レントゲンは撮っていないし、どこかが折れているのではないか……
落ちたことの記憶がないのも、心配だ。
家中をソロリソロリと歩いていたが、なんと今度は生まれて初めてのギックリ腰になった。
魔女の一撃、とはよくいった。
相当の鬼ババアらしい。
行きつけの整形外科にトレーニング中止の連絡だ。
知り合いの看護師さんから、冷静に

「ギックリ腰は正式な病名ではありません。素人の判断は危険です。背骨を圧迫骨折しているかも知れないから、すぐ来てください」

「でも、あの、体が1mmも動けそうもないのですけど……」

「誰かに抱えてもらうなりなんなり、タクシーですぐ来てください。今なら院長の手があいています」

マーちゃんはまだ来る時間ではなく、管理人さんといつものタクシー運転手さんに抱えてもらう。
部屋からエントランスを抜けて、タクシーまで果てしなく遠いこと!
外の暑さより、痛さで脂汗と冷や汗。
ギックリ腰とはこんなに痛いものか……

レントゲンの結果は異常なし。
私の汗と涙の苦行はなんとしよう。⸜( ¯⌓¯ )⸝
でも、骨が折れていなくて良かった。

「ベッドから落ちたせいで、変なところに力が入って筋肉をいためたのでしょう」

とは院長先生のお言葉。
コルセットと痛み止め、筋肉の薬、シップをもらう。
ギックリ腰だと言った友を笑ってごめんなさい。
あんなに痛いものだとは知りませんでした。
2日間はベッドでウンウン唸るのみ。
マーちゃんが、耳元で

「ヒョウに咬まれた時とどっちが痛かった?」

ひっぱたいてやろうと思ったけど、体が動かない。
治ったら倍返しだ。<(`^´)>