11月18日の歴史 油小路事件新撰組




慶応3年 11月18日 歴史上で起きた事件

油小路事件
幕末 新選組と御陵衛士の抗争事件

 

伊東甲子太郎 新選組を離脱!!

慶応3年3月10日
新たに御陵衛士(高台寺党)を結成した



(高台寺塔頭・月真院 御陵衛士屯所跡)

 

 伊東甲子太郎と志し同じ者を

新選組から引き抜いて御陵衛士を結成したのです
 
 
御陵衛士の同志は

三木三郎、篠原泰之進、藤堂平助、服部武雄
毛内有之助、富山弥兵衛、阿部十郎、内海次郎
加納鷲雄、中西昇、橋本皆助、清原清
新井忠雄、斎藤一

計15名 
斎藤一はスパイ説もありますがね(笑)

でも結局 新選組に戻るんやし潜入捜査か!!

最初は五条橋東詰の長円寺に屯所を構えてたが
東山の高台寺塔頭・月真院に移り
「禁裏御陵衛士」の標札を掲げた


長円寺は
上京区智恵光院通笹屋町北側にあります


この事で気になるポイント!!
鉄の掟 局中法度は??

 

 


局を脱するを許さずは??

勝手に脱退じゃないからよかったのか??

 

伊藤甲子太郎が勤王討幕運動で 薩摩藩と通謀して

新選組局長 近藤勇の暗殺を企んでると

スパイとして潜り込んでいた

斎藤一からの話で明らかになる

その同年11月18日起こったのが油小路事件


近藤勇は資金の用立て・国事の相談があると

伊東を呼びだし 酒を飲まし 

その帰路に新選組隊士の大石鍬次郎らが

 
待ち伏せて伊東を暗殺

相手に一太刀あびせ
奸賊ばらと叫んで本光寺前で絶命


新選組は油小路七条の辻に伊東の遺骸を放置

その周りに伏せて
遺体を遺骸を引き取りにきた同志を待つ

引き取りにきた同士は、藤堂平助を含む7名

この待ち伏せによって

新選組 元八番隊組長 藤堂平助

服部武雄 毛内有之助の3名が討死した

翌月 御陵衛士に近藤勇が襲撃される
墨染事件が起こる事に!!


また来月12月に墨染事件記事UPします
 

 

 


御陵衛士の眠る地)

 

泉涌寺・戒光寺 御陵衛士墓所

戒光寺には
毛内監物・伊東甲子太郎
藤堂平助・服部三郎兵衛の墓があります

 

 


 

11月18日前後は

本光寺や油小路七条付近には

多くの幕末ファンが集まるのです新撰組