この４月
親鸞聖人750回忌法要
祭王子のオススメは
親鸞聖人誕生の地
日野誕生院
今からおよそ800有余年前に、日野の里で親鸞聖人はお生まれになりました。父は日野氏の一族・皇太后宮大進日野有範卿、母は清和源氏の八幡太郎義家の孫娘の吉光女であったといわれます。
この地は藤原北家の一流、日野氏の所領でした。初代の藤原真夏は「ここは仏法有縁の地である」とのお告げを老翁より受けて、７代目藤原資業が別荘を営み、法界寺を建てました。兵火により多くは失われますが、今も阿弥陀堂に丈六の阿弥陀如来像が残ります。
このように浄土教信仰が篤い中お生まれになった親鸞聖人は、阿弥陀堂にお参りし、仏に語って成長されました。法界寺の裏手には今も日野家の廟所があり、そこには、有範卿や吉光女の墓が大樹に守られるようにして残ります。また、誕生院の裏手にも「明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」と歌碑が残され、幼き日の親鸞聖人の姿を偲ばせるよすがとなっております。
京都市伏見区日野西大道町19
親鸞聖人が生まれた
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