こんばんはは!NPO法人栃木まつりの里ロクスケです。
今日は、私の元気が出る言葉のひとつをご紹介します。
「たったひとりしかいない自分を、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」
これは、私のふるさと栃木市出身で明治から昭和にかけて活躍した文豪、山本有三の小説『路傍の石』の一節です。この小説は、有三が生まれ育った栃木市を舞台に逆境をたくましく生きる少年を描いています。
「自分を生かす」とは、「人生を本気で生きる」という意味。
この一節は、私が困難な場面に遭遇した時、心が折れそうになった時など、一度しかない人生を精一杯生きることを勇気づけてくれます。
画像は、有三が栃木市名誉市民に推挙(昭和35年)されたことを記念して、昭和38年に市内の大平山謙信平に建立された文学碑です。白然石にドイツ文学者高橋健二の撰文による『路傍の石』のこの一節が刻まれています。