どもー٩( ᐛ )و
チワプーまつり母ですニコニコ

しらゆり姫。
この人は私が前職場に入ったばかりの頃出会った女子大生です。

肌が雪のように白くお顔もハーフの美少女のように美しい人でした。(後で聞いたところによると欧米人とのクォーターだったそうです)まさに白百合のようにはかなげで細く...

思い出しながらささっと描いてみましたが、こんな感じの人でした。

その頃、彼女は私より大分先輩で、仕事も無駄がなく迅速。お客様との対応も丁寧で、新人な上におっちょこちょいの私にとっては羨望の的でしたおねがい

彼女と初めての休憩の時はわくわくして、色んなことを聞いてしまいました。

彼女は暫くうつむきがち且つ楚々とした笑顔で

はい

そうですね

などと答えてくれていましたので、私も調子に乗って会話を楽しんでいたつもりだったのですが、しらゆり姫はしばしの沈黙の後こう言いました。

「ごめんなさい。私こういうの苦手なので話しかけないで下さい。」

そんな事言われたのは初めてで、正直うっそーーーんと面食らいましたが、何故か不愉快な気持ちにはなりませんでした。
むしろ、自分の無神経さと図々しさを実感していました。

でもこちらが謝るとおそらく彼女は恐縮してしまうと思ったので、

「わかりましたー!」と笑顔で答えて黙りました。


その後の彼女との休憩は、小説や漫画を読んで過ごしました。

でも読書の時さえ無口になれない困ったおばさんは、読みながら思わず爆笑しちゃったり、
「ええーーーっ?」
とか
「うそ、うそでしょ?」
などと口に漏らしてしまうたび、しらゆり姫に

「すみません!ドンマイです」と謝りました。

そんな時期が数ヶ月続いたある日、なんと彼女の方から話しかけて来てくれたんです。

「まつりさん、本が好きですよね。面白いのあったら貸して下さい」

ほのかに頰を染めながら。


私は、うっひょーーーーーんとおお喜び٩(๑^o^๑)۶
嬉し涙さえ出て来そうな感動でした。

早速貸したのは確か三谷幸喜の対談集でした。
彼女はすぐに読んでくれて、休憩で一緒になった時には感想も話してくれ、それをきっかけに距離は急接近し、本の貸し借りをしたり、休憩中でもお互い笑顔で会話のキャッチボールが出来るようになりましたチョキ


しかし残念なことに彼女はその後大学の卒業を待たず退職することになりました。
退職する人には寄せ書きの色紙を渡すのが恒例となっていたので、新人の私も隅っこに

『白百合のようにしとやかで美しいあなたは、20年前の私を見ているようでした』

と書きましたところ、その嘘はたちまちバレて、先輩たちや学生バイトの人たちから、矢のように突っ込まれまくりましたが、しらゆり姫だけは無言で美しい笑顔で見つめてくれていました。

図らずも私は彼女から、無口な人と仲良く出来るすべのようなものをもらうことが出来ました。

実はここに度々登場する理学療法士Xさんもイケメンなのにめっちゃ人見知りウインク

なので初めの1、2度は私も無口で過ごし、挨拶とお礼だけは笑顔で言いました。
3度目くらいでしたかね。
言葉を交わし始めたのは...

今では彼の方から、

まつりさん今日はショートブーツですねー!これからお出かけですか?

なーんてあちらから話しかけてきて下さいます。

会話が盛り上がりまくりで施術時間はあっちゅー間に過ぎ、笑顔でお互いありがとうございました!と頭を下げ合います。

前回は彼、酔った勢いで合コンの約束オッケーしちゃったんですけど、俺行きたくないんですよねー。そーゆーの苦手で、嫌なんですよねー。
と、愚痴ってたので、次回は嫌々合コンの報告を聞くのが楽しみです( ´艸`)


ところでうちの白ひげ姫...


寝覚めでホケーーーっとしております照れ


窓から日が差し始めたよ☀

晴れそうだね...

お散歩しよな!ふたりで照れ



今日も最後までお読み下さり

ありがとう☀️

水彩画途中


ここ数日、葉っぱばかり塗ってます。

あと数日もその予定🌿🌿🌿