桜並木のある街 | 不動産鑑定士松岡徹郎のブログ

桜並木のある街

毎年、春になると美しい花で人々を楽しませてくれる桜の木、今は新緑が眩しい季節になりました。

 

私は桜が好きで、若い頃から旅行や仕事で行った先で桜を見ることが多いのですが、桜の木も生き物である以上、やはり年はとっていきます。

 

以前、仕事で行った富士川町の土地、日本鋼管の工場からの導水路に沿って桜並木が続いていました。土地の方のお話では名所となっていて、桜の季節には沢山の方が訪れるとのことでしたが、伐採の話が出ていると聞きました。

 

今年の3月初め、こちらも以前仕事で訪れた旧荘川村の荘川桜を見に行きました。流石に早すぎたようで、つぼみも付いていない状態でした。

 

富士川町、旧荘川村の桜もかなりの老木で、荘川桜は今年、桜の花が少なかったそうです。木が弱っていることに加えて、鳥につぼみを食べられたことも要因だそうです。

 

私が住んでいる名東区とお隣の長久手市との境に桜並木がありますが、伐採された老木がありました。信号のない交差点の脇にあり、視界を遮るため伐採されたのだと思います。かなりの巨木でしたので、樹齢は相当長かったと思います。安全確保のためとはいえ、残念に思います。

 

先日、瑞穂区の名古屋女子大学の近くに行ったのですが、ここでも桜並木の一部が伐採されていました。学校の多いエリアであり、春には沢山の新入生を歓迎し、卒業生を見送ってきたのでしょう。

 

老木は倒壊の危険もあり、安全上伐採されるのも仕方ないと思いますが、長い時間、人々を楽しませてくれた木がなくなってしまう・・・、とても残念で悲しく思います。

 

愛知県・名古屋市の不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」