みなさんこんにちは
マツヲ楽器出町センターふぐ担です
先日、「マツコの知らない世界」で紹介されていた、
ペルシャ絨毯
今まで、家具屋さんに行っても、
「なんか高級なやつね~」と
あまり興味を持っていなかったのですが、
番組内で紹介されていた絨毯が可愛く、こんなのもあるんだ~と驚きました
ペルシャ絨毯は、
ペルシア王朝時代から織り継がれてきた イランが世界に誇る高級品です
ペルシャ絨毯の素材はウールですが、
ペルシャでは一万年ほど前から遊牧生活が続き、
羊を食べ、羊の乳からチーズを作り、そして羊毛で衣類やテントを作り、絨毯を作り・・・
羊の存在が切り離せないものだったようです
ペルシャと言えば、
ケテルビー作曲『ペルシャの市場にて』が有名ですね
ケテルビーは指揮者、オルガニストとして活躍しながら、
通俗的なオーケストラ小品で人気を集めたイギリスの作曲家です
『ペルシャの市場にて』は、中近東を連想させるにはもってこいの一曲。
小太鼓のリズムに合わせて、ピッコロのメロディがどんどん遠く近づいてきて、
市場の物乞い、王女の到来、
途中には、蛇使いがでてきたり、護衛を引き連れた「太守の通過」が道の真ん中を堂々と進んでいく様子が浮かびます。
ケテルビーの絶妙な表現力が、
「ペルシャ」の異国情緒あふれる世界観を存分に聴かせてくれる一曲です
そして、話は戻りますが
ペルシャ絨毯一枚の世界の中には、
かつての遊牧民族が思い描いた楽園のイメージが抽象化されているそうです
厳しい気候を生き抜く遊牧民にとって、水や樹々はオアシスそのもの。
永遠の生命に対する願いや憧憬は絨毯という一枚の絵画に込められ、
そのために、ペルシャ絨毯には、草やツルや花などの植物モチーフが多く見られます
まさに、床の上の芸術品ですね
踏まれることによって魅力が増す、とも言われているペルシャ絨毯
いつかは、自分のお気に入りの1枚を探し出したいです
ありがとうございました
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